河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

月初の墓参り

 今月初の墓参は諸般の事情で本日となりました。いつもの様にいつもの花屋さんで槇を求め、八戸ノ里公園を横切り墓園に。一日以来連日の降雨で、沢山並ぶ墓石に花や槙等の墓参の痕跡はあまり見当たりません。槙を入れ替え、線香は立てませんが手を合わせて親爺には諸々の報告です。
 お墓には槙を

f:id:gourmet_j:20210703200048j:plain

 墓の帰路檀那寺の山門の掲示板には、「設我得仏」と難解な用語と説明があります。副住職様が記述されていると聞きますが、難度が上がってくるようです。もしも、***ならばならと歌謡曲のイメージですが、往時の庶民にとってはお経も耳に良い唄のようなモノだったかも知れません。では、少々失礼になるのかな。
 設我得仏**の掲示

f:id:gourmet_j:20210703200121j:plain

 草庵に近づくと墓で親爺に報告した、家屋解体の重機の音がします。朝8時前には職人さん達が来られていたのですが、9時までは音を立てずに作業をされています。しかし、ここ数日は横の空き地でも土工が行われていて互いにあっちがうるさいのだと云えなくも無い雰囲気です。当方は事前に廻りの皆様には挨拶に行っていますので、苦情も来ていないと親方は仰っています。

 毎日少し様子が変わってきています

f:id:gourmet_j:20210703200302j:plain

 現場の監督に聞くと、リサイクルのため解体現場で源材料ごとに仕分けするので昔のような「一気にバリバリ」は無いとのこと。道理で結構な資金がいるのだと自己納得。因みに工期は35日とか、ご近所には暫くご迷惑をかけることになります。前回に引き続き、起承転結の無い記事となり失礼します。

 もしもあす 晴れても休み 現場仕事  <偐設我得仏

ワクチン副反応も良いものだ

 我が家のワクチン作戦は先月末に終了しました。近くの医院で、ほぼ一見ですが快く受けて下さり、世間の騒動とは別世界のような感覚で終了しました。
 副反応が色々言われていますが、我が家に関しては愚妻が二回目の二日目で少々手こずったようです、いくらお薬と云えども完璧な物は無い・・・と云われるとおり「家事放棄」と云う副作用(反応に非ず)がありました。でも、良くしたモノで結局の所写真の寿司が届き私としては、毎日副作用があればと望むところです。
 副作用寿司

f:id:gourmet_j:20210702202811j:plain

 さらに月初には届け物の中に大好物だった(?)麦酒が入っていました。この際お願いして一本いただくという副作用の副作用にもありつく事ができました。5月末以来の麦酒は美味い、特に瓶詰めの麦酒は本来の味と香が何とも云えない。しかし、これで愚僧にも副反応が出ました。いわゆる長らく遠ざかっていた麦酒というかアルコールによるアレルギーで皮膚が痒くなりました。
 副作用麦酒

f:id:gourmet_j:20210702202838j:plain

 当日は家作というか所有物件の除却に取りかかる日でもありました。業者曰わく「なにもしていただくことは無い・・・」との話だったが、実際はガスや電気に関する工事の完了には所有者の立ち会いと検証が要るので何度も声が掛かります。これも副反応の遠因かもしれません。築後60年ですが、建設途中で台風被害に遭い、親爺と共にてったい(大工仕事の手伝いをこう呼びます)の真似事をした思い出深い家屋です。近年は因縁の台風が来る度にヒヤヒヤしておりましたが、居住者の理解も得られて除却となったもの。
 ユンボがバリバリと剥がしていきます

f:id:gourmet_j:20210702202920j:plain

 この工事を摂州の孫Ky君に話すると見に行きたいと熱望されます。そこで、爺バカは請負の親方に見せてやってくれ、ユンボにも乗せてやってくれと依頼すると快諾してくれました。そしてユンボも一番新しい機材を投入してくれたようで、Ky君今にも行きたいと云いますが、粗方壊した来週にしました。同じような年頃の勢州Kz君には騒動の恐れがあるので内緒とします。
 こんなモノ何処にあったのかな

f:id:gourmet_j:20210702202952j:plain

 表題と結びが支離滅裂、失礼しました。これからコロナワクチンを接種される皆さん、副反応・副作用にくれぐれもご注意と接種後は一定期間の安静を。
 

柴又帝釈天へ行ったつもり

 大凡40年来の友人G氏のブログを拝見していたら、近隣散歩で葛飾柴又へ行ったとの記事が掲載されていました。懐かしさのあまりつい行ったつもりになって、バーチャル散歩としました。初回は、1998年頃だったと思います。
 高木屋老舗(寅シリーズで撮影拠点のだんご屋)

f:id:gourmet_j:20210629200849j:plain

 この時は若草読書会A氏のご案内で、柴又の帝釈天参道、題教寺、矢切の渡し等々を見学しました。高木屋では山田組若手の助監督らしき人達が「絵コンテ」を書きながらあれこれやり取りされている様子を拝見しています。
 往時の矢切の渡し

f:id:gourmet_j:20210629200931j:plain

 二回目は2011年でした。これはブログに記録が残っていますが、G氏と奥様のご案内で更に柴又を探求した覚えがあります。特に奥様は題教寺の彫刻の見方、柴又駅では座る場所を探してくださるなど。あれこれご配慮いただいた思い出があります。
 寅さんの像が出来ていました

f:id:gourmet_j:20210629201003j:plain

 題教寺の彫刻

f:id:gourmet_j:20210629201030j:plain

 加えて、江戸のうなぎ屋までご接待いただいたのが良い思い出です。愚僧がうなぎ好きなことをG氏よりお聞きになって、特上の店とうなぎをご手配いただきました。愚僧、長いものに巻かれるのが大好きで、先の山辺の道もむなぎに釣られて輪行したとおりです。

 最近のG氏とのやり取りは、お互いに記事を見る程度。あれこれコメントと言うことをしなくても通じ合えるもの、いわばお互いの存在確認のようなことです。しかし、柴又となるとそうは行きません、コメントを書き込んだら写真が送られて来たと云うことでバーチャル散歩が成立した次第です。では、しばし、柴又観光を。
 柴又駅付近は改装中のようで、奥様似のさくらの像も出来ています

f:id:gourmet_j:20210629201133j:plain

 帝釈天参道入口

f:id:gourmet_j:20210629201750j:plain

 題教寺と門前街(少し寂しそうですね)

f:id:gourmet_j:20210629201834j:plain

 矢切の渡し

f:id:gourmet_j:20210629201917j:plain

 近い将来に再び柴又を散策したいものです。勿論G氏ご夫妻と共々。

 友の顔 寅にも見えて さくらもか  <偐山頭火

MTBタイヤ交換 八尾 木の本をぶらブラ

 最近バイクのタイヤが時に滑ると感じる時があります。特にリアですが、ブレーキが強力なためゴムに負担が架かっているようです。自転車の場合JAFによる救援も期待できないので、自助努力しか有りません。現場で自分でパンク等を直す気が無い場合は、一番の努力は早期交換です。
 新旧のタイヤ

f:id:gourmet_j:20210626131015j:plain

 昨日最近世話になっているバイク屋さんまで輪行通院です。お隣八尾市の太田飛行場近くのT店へ久宝寺緑地久宝寺寺内町そして関西本線地下道を潜り直行です。しかし、木の本近くで樟本神社という社を見て、あまり聞き及ばない名称故停車して暫し散策。すると、同じ名前の社が三箇所有るという。八尾市木の本(旧丹北郡)、北木の本、南木の本(旧志紀郡)の3箇所に鎮座している。
 地図で見ると赤い鳥居上が1号その左下が2号、3号は欄外です

f:id:gourmet_j:20210626125730j:plain

 この付近一帯は物部氏の住地であったとか。物部守屋が本拠地である稲とか城の守護神として崇めていた布都大神を布都大明神として奉祀されたものと伝えられる。
 写真は1号(?)と言えば失礼か

f:id:gourmet_j:20210626125945j:plain

 少し南下すると2号が見えて来ます。こちらは集会場も持った神域で、鳥居も鮮やかな朱色です。
 朱鮮やかな鳥居

f:id:gourmet_j:20210626130017j:plain

 この程度まではあるだろうという気持ちでいましたが、次の稲城の標識には驚きました。しかも、標識の立つ光蓮寺は五線の塀でしたので再度驚きです。中世には若江郡の稲葉(現東大阪市役所付近)に光蓮寺があったが、慶長年間(1596~1615)に現地に移転したという。文明7年(1470)に、蓮如上人によって、天台宗から浄土真宗に転宗した。住職は「稲城」とういう苗字であるとのこと。
 稲城(いなき)碑が前の説明碑で良く見えません

f:id:gourmet_j:20210626130100j:plain

 稲城が守りに適した城であったかどうかは大いに疑問ですが、火力(火矢)が無ければ守れたかも知れません。三つの樟木神社を始め光蓮寺の稲城等々木の本地には興味を引く何かがありそうですが、バイク屋へ先を進むことにします。

 ロード専門バイク屋さんでMTBも触るよと言う雰囲気。主人も走るのが好きで、朝早いと「朝練」で居ないことが多いので、途中寄り道してきたという次第。タイヤを見るなり交換した方が良いと、私も記憶では2015年以来ですので、ゴムの劣化という点でも時期だと判断しました。タイヤとチューブの交換、セレクターの調整サスペンションのガス入れ代を含めて10000円は適正でしょう。
 交換風景

f:id:gourmet_j:20210626130136j:plain

 真っ新のタイヤは少し細め、その分軽いがスリップには注意が必要です。特に交換後数ヶ月は薄皮が剥がれるまで慎重に運転しなければなりません。タイヤのテストも兼ねて道明寺付近まで輪行。その間家持さんの神社では「茅の輪」をくぐりバイクその他の安全祈願。でしたが、お賽銭を忘れましたので今回は「ツケ」と云うことにさせて貰いました。
 伴林氏神社にて

f:id:gourmet_j:20210626130227j:plain

 大きなお神籤箱も健在です

f:id:gourmet_j:20210626130308j:plain

 賽銭は 電子通貨より 実ツケで  <偐山頭火

 

 

ニオイバンマツリ開花

 開花と云うほどでも無いのですが、先月の輪行で見つけた素敵な花の苗を買い育てています。今のところ二輪ほど開花していますが、ニオイというか香は少し先のようです。

 先ずはアップ

f:id:gourmet_j:20210613164150j:plain

 コロナワクチン接種をして翌日は咽頭癌検診、その次は祥月命日と慌ただしく動いています。すると昨日から右目が物もらいになり、目は真っ赤、瞼はおいわさん状態に。これは副反応かと知人(医博)に効くとそんな話聞いたことおまへん・・・。と笑われる。新事象発見では無いようです。よく顔を洗い、咽頭癌ではがし採った跡が化膿しないようにと頂いていた抗生薬を飲むと症状が治まりつつあります。

 ベンチに乗せて

f:id:gourmet_j:20210613164301j:plain

 コロナワクチン接種後は普段通りの生活を・・・との仰せでしたが普段通りでは無かったので疲れが「目」に来たようですね。でも、醒めた目でニオイバンマツリを見ると可愛い素敵なお花です。道明寺さんの様な大きさになるのは数年かかるかな。

 道明寺にて

f:id:gourmet_j:20210613164641j:plain

 ニオイバンマツリの花言葉は、「浮気な人」「幸運」です。ニオイバンマツリの花色は毎日変わっていきます。このことから、気持ちが移り変わる様子が連想され「浮気な人」という花言葉がついたとされています。

 浮気性 蝶のようには ならぬ身か <偐山頭火