我が家の墓の石塔というか中芯になる部分が行方不明･･･と書くとわざとらしいですね。実はお化粧直しと部分直しで石屋さんへ入院中です。明日には元の位置に戻してくれますので、普段出来無い石の隅などの苔掃除をして来ました。＊＊家＊＊という石塔部分が無いお墓は、クリープの無い･･･と云うと先祖に申し訳ないが、気の抜けた感じがしますね。
主役の居ないお墓 先に幟が見えます
ダスキンさんがくれた石磨き等々を持参して約一時間、結局の所大して取れないと云うことが分かりましたが努力の跡は見て取れます。動力を使うと更に磨きはかけられますが、明日設置してくれる手入れした所との兼ね合いで次の処理に進むか考えましょう。
武蔵川部屋です
墓石の先には武蔵川部屋の幟が見えます。相撲が好きだった親父の墓所としては、枡席だと喜んでいることでしょう。土俵脇の砂かぶりで見せてあげた時は、大層喜んでいたのを思い出します。余談序ですが、沢村忠のキックボクシングのリングサイドでは汗が飛んできたと興奮して叫んでいましたね。あんなことで喜んでくれるなら、もっと連れて行ってやれば･･･と今思っても遅いかな。
コロナ対策で稽古場も見学出来ません
その大相撲の大阪場所の切符を後輩が手配してくれたのですが、コロナウイルスで無観客場所となり見物がかないません。相撲協会はMHKの放送権料が確保されたようですが、茶屋達は困るでしょうね。でも、年6回90日で飯を食っていたのも傍から見ると美味しい商売。今回の「安倍場所」くらいは辛抱しましょう。観戦後の一杯が楽しみだった愚僧は無観戦（感染）後の乾杯桟敷は確保しました。
無観客 野球試合が 新鮮だ ＜偐山頭火＞
マスクした 行司呼び出し 見たかった ＜偐大鵬＞
追伸
本日大安の佳き日に元の位置に戻すことが出来ました。雨中ですが、朝から被いを掛けて表面を三時間ほど乾かして接着したとのことです。その場面を見学したかったのですが、親方気を使ってほぼ仕上がってから連絡をいただきました。
石は細かい砂を噴射して掘るそうで、筆圧の強弱は深みで変化を付けるそうです。ですので、見本帳より趣のある書体に仕上がっています。諸事情でその字体をお見せ出来ないのが残念です。
