河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

平城宮跡はススキでした

 用あって奈良市西部へ、大した事でも無いので簡単に片づきます。このまま直ぐに帰宅だと昼餉にかかってしまいます。これでは短期家出した意味が無いので、コスモスと平城宮跡と題して輪行としました。供はトレンクルですので、急坂や悪路は避けなければなりませんが、この付近は該当する道も殆どありません。
 二条通りから大極殿

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 西大寺から平城宮跡へと向かいます。美男の弓削道鏡はまだ引っ越ししていないはずですので、スルーしましょう。このルートですと大極殿が目に入ります。当初意図していなかったススキも良いなと、ススキと大極殿です。しかし、この日はこのススキが入るという構図が殆どでありましたが、この写真を撮った時はまだコスモスが頭にあります。
 磐之姫古墳付近

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 それでもへこたれず同古墳の裏辺りまで来ますと、何とか枯れコスモスがあります。しかし、背景はススキですね。遠くに磐之姫の故郷金剛葛城の山々が見えます。

  参考写真(追加)

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 磐之姫前のサイクリング道には元々は青線が引かれていませんでしたが、いつ頃からか線が引かれています。

 何とかコスモスも撮りましたが大勢はススキ派です

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 歌姫街道を越えて、成務天皇陵と日葉酢姫古墳の間の小道を行きます。この付近では一番のお気に入りの道です。
  日葉酢姫古墳脇の小道

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 再び平城宮跡へ戻りましょう。世界遺産で真ん中を鉄路が横切っていると云うことで、マニアックな世界では有名な平城宮跡。表札とも云える石柱も電車から見えるという、少々おかしな設計です。京奈和高速道路、一部では和奈京ともいう道の整備と合わせて、鉄路も移そうという計画があります。その際石柱はどうするんでしょうね。
 朱雀門とススキの間を電車が走っています

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 電車の窓から見える表札(?)

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 踏切を渡って朱雀門に近づくとご同輩方の撮影風景が目に入りました。5-6人のお仲間でしょうか、指導者がアングルなどを説明しておられます。周辺のS化学会社の工場群が移転されて大きな空間が戻ってきました、できたら食堂や土産物屋さん等も無くなるともっと素晴らしいアングルを構えることができるのですが。
 大きな門とススキが写真教室の材料に

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 ぼちぼち帰路としましょう。車に向かって走っていると右手方向に若草山です。この時期、枯山水のような若草山を借景にするならやはりコスモスよりはススキだな、と納得しました。
 枯山水風の若草山とススキ

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 平城京 すすきづくしが よく似合う  <偐山頭火