河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

伊吹山と木之本石道寺の紅葉を巡る旅 承前

 関ヶ原から木之本までは山麓を抜けるバイパス道が便利、信号も少なく楽しいドライブです。小谷城が右に見えて来たら北上すること数分で、今宵の宿「己高庵」に到着です。毎年のように来ています。温泉は無くて伊吹山麓という場所柄薬草湯が特徴です。しかし、我が家ではこの地の薬草湯を毎日使っているので、風呂桶がデカいという違いだけですが。
 己高庵正面

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 お料理は「少なめ」を何時も頼みますが、写真の様に近江牛等の地産地消を取り入れた手の凝った料理を楽しませてくれます。たまにしか飲まないお酒は「七本槍」です。常温が一番美味しいですね。よく食べて、お風呂で温まりよく眠りましょう。
 ささやかな地産地消で応援です

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 館の裏は段々畑 早朝の空気が美しい

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 出立はモミジの見送り

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 見送りはモミジの紅葉。これから向かう石道寺ではどの様な紅葉が楽しめるかわくわくしますね。湖北木之本には鶏足寺などを始めとする十一面観音様をお祀りするお寺が多く、これら観音様と紅葉を組み合わせた旅がここ数年の流行です。今年はコロナ禍で閉門としている寺が多いと聞きます。
 閉門通知

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 でも、山門外からの観光までは無理に制限している様子は無い。駐車場の規制、散策路の制限は高齢者ばかりと云ってもいい様な集落のため仕方が無いことでしょう。我が家が購入している薬草湯も、地域の老人会が作っておられると聞いています。
 雪釣り

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 石道寺も閉門でしたが、山内や山内通過は迄は規制していません。ここを通過して鶏足寺までの落葉の小道が素晴らしい景色ですが、今年は断念するのが常識ある行動ですね。
 石道寺門前

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 帰路佐川美術館に立ち寄ろうと思い、玄関にまで行きましたが予想外の人出にコロナ禍を連想したら断念しました。美術館脇には琵琶湖大橋があり、未だに通過したことが無いため一度、と思い橋を渡ります。
 琵琶湖大橋西岸

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 あとは湖西道路から名神高速に入り一気に河内まで、正午頃には帰宅となりました。一泊二日、時間にして24時間足らずの小さな旅でありましたが、湖北の紅葉を満喫できた旅となりました。
 大学に帰りましたら、今夜は己高庵薬草温泉で紅葉廻りの続きとしましょう。

 ご老人会で作る薬湯の素

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 紅葉の 観音の道 巡礼志 <偐山頭火