大阪城の桃園のお話です。大阪城公園北のOBPビル群対岸にある桃園ではチラホラ開花していました。
今太閤天守閣と呼ばれることもあったビル群
天守閣と重ねるようにとある桃に近いところでカメラを構えていると、中国人と見られる若い女性二人がその桃の木に集り写真を撮り出します。電話機内蔵のカメラでアップに構えて、中々散ろうとはしません。こうなったら意地でも思う写真を撮るぞと思えど、約5分はあれこれと撮り、その場で送信までする次第。
撮りたかったアングル
態や荷物から考えると入国したばかりで無く滞在型の様です。愚僧も解禁になったから外出ている同類と思われているのか、しかし作法が無いことこの上無しです。と、ぼやくも、愚僧に早く目をつけていたと云う以外に、彼女達を排除する特権も言語も持ち合わせていない。気を取り直し、この日最後のミッションに向かって走行していると園内で架電です。
好天に映えて白もいい(品種は関心なくメモも無し)
我が家の寅1号の面倒を見てくださっているY社のT氏から。ご子息が東京の希望校に合格したとの喜ばしい知らせです。ご長女もこの大学に在学中で、姉弟二人で同大学の同じ学部にご入学とは非常に珍しいと思います。この日のために湖国の地酒「七本槍」を用意していましたとお伝えすると、少し早いですが夏用タイヤに交換に行きますとのこと。少し前までのやや不快な気分も何処かへ飛んでいったようです。
ミッションは芋購入
今週末に来る孫のために石焼き芋を作ろうとの算段です。誕生等の特別な日以外は甘味を制御(しないと、Ky君はえらいことになります)しているので、爺ちゃんは石焼き芋のおじいさんです。高価な菓子よりはお財布にもやさしい、健康にも優れています。
焼き上がりました
久しぶりの輪行、他に道中数カ所にも立ち寄りましたが桃と城そして入学と芋と無意味なつなぎ合わせとなりました。拙文心よりお詫び申し上げます。桃見物でしたら、今週末くらいが頃合いでしょう。
太閤が 桃見をするか 城の北 <偐山頭火>
梅桜 ばかりがもてる 桃寂し <偐山頭火>