河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

忙しい一週間

 先週は月曜日に「内視鏡検査」、所謂昔は胃カメラと称していました検査でした。前日夜から絶食、当日は軽い麻酔をかけますのでTaxiで病院へ。呼び出されると内視鏡センターという部屋に入って仰向けに寝て暫くすると、口内麻酔薬を含まされます。3分経過したら、吐き出せ・・・ここが前回までと違います。以前は飲まされていました。この病院で食道癌、静脈瘤そして咽頭癌の手術を受けていますが、内視鏡も500倍のレンズが付いたそうで、装置や技法も随分変わっているのでしょう。
 5月は下部咽頭癌摘出

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 前回受けた下部咽頭癌の、その後を見るというのが大きなお題目。その為、水曜日には耳鼻咽喉科の部長先生の診察がありました。癌ができている部位は耳鼻咽喉科の守備範囲なので、私は手術を受ける時は耳鼻咽喉科の患者でもあるわけです。内視鏡センターに全身麻酔のできる手術室が無いので耳鼻咽喉科の手術室を使うという関係もあります。二科に診ていただいて益々安心という所でしょうか。耳鼻咽喉科の先生の診断は、傷も綺麗に治っています・・・経過を見ましょうと言うことで10月に予約を取りました。
 食道付近映像と執刀医の神の手です

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 金曜日は消化器内科の部長先生の診断です。今回内視鏡センターが混み合っていまして、部長先生が観察、撮影されていなかったのは麻酔下でもぼんやりとわかっていました。その後、看護師に「サンプルは」と問うと採取していませんと、聞いていたので安心はしていましたが先生曰わく「著変無し」との診断でした。ただし、お酒はダメですよ・・・とも。
この所、気の滅入ることが続く毎日でしたので、「もしや」という気持ちもありましたが、まだ暫く生かされそうなのでがんばってみましょう。

 消化器内科医師が下部咽頭癌手術
 変だと思われるでしょうが、元々食道静脈瘤と食道癌で当病院へ入院しました。同時に下部咽頭癌の事もわかっていたので、成人病センターのX医師の元へ転院する手はずとなっていましたが、成人病センターの移転時期と重なりX医師が出張手術をしてくれることとなりました。(この辺りの細かい事はお医者さんの世界のことでよく分かりません)X医師も私の担当部長も同窓のようで、下部咽頭と食道と区分はしているが、同じ組織が少し上か下にあるだけなので、以後私の担当医師が同病院での下部咽頭癌の手術を執刀されています。逆にX医師は現在は他の病院で勤務されていますが、消化器内科医師と標榜されて食道や胃がん内視鏡手術を主に行われています。

 秋雨が 晴れて愚僧も 秋分かれ  <偐山頭火