河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

史上最長の作戦 いくさは兵站にあり

 我が家の今年のお正月祝いの行事は、表題のような超長期間(大晦日から成人の日まで)の作戦となりました。理由は多分コロナのせいだと思われますが、愚僧としては楽しい時間が長いと喜んではいましたがそうでは無いと云う現実に突き当たっております。
 緒戦は飾りものの交換から

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 28日には読書会若草同人からのクリスマスリースを、注連縄に置き換えたのが緒戦でありました。既報のシーンですが、飾りものを少々アップにした写真で再掲です。電飾はKz君がご帰還なさるまで「和洋折衷」の状態で継続です。「変な家」と思われているでしょうが、30年は続く我が家の行事です。
 敵を討つのは武器弾薬 先ずは苺弾

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 孫を討つのは「美味しいモノ」です。大晦日斑鳩の安村農園で苺を大量に買い込みます。二年前某デパートで「一粒」千円で売っていた古都華という品種です。知人にもお正月用にとお送りしました。さて、安村氏に薩摩芋が欲しいというと「近くの産直市場」で大和郡山産があるはず、大きいのが特徴で大味では無く外見とは想像できない甘さという。 

 手投げ弾のような薩摩芋

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 ならば、と産直に向かいその巨大な芋を購入、ついでに花の苗も買う。苗を作った人の名が入ったのは自信の様にも思われます。芋はその巨大さ故釜に一個もしくは半分にしなければ納まらない。帰宅後早速、芋爆弾の製作にかかりますが摂津・勢州両軍用は間に合わない場合は、勢州には長距離砲として製造工程を変更し芋弾頭とする予定です。
 帰った頃に届いたブランコ兼用鉄棒

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 愚僧が托鉢から帰った頃に届いたのが、ブランコ兼用鉄棒です。車庫の屋根部の下にマットを敷いて製作にかかります。良い商品なのですが相変わらず「中国製」しているのがパーツの不足、主要部品で無かったのが幸い(?)で敵を脅す材料には何とかなりました。年明けに送られて来たパーツには「サービス」として、他の部品も送った・・・と記載されているのには「小」腹が立ちますね。まず、お詫びでしょう。
 花壇も形が出来てきました

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 花壇にも追加で買ってきた苗を植えたり、畝らしく見せる囲を施したり。まあ、自陣を固めると云うことでしょうか。そうこうしていたら、松葉ガニや伊勢せきやの絵馬重が届きます。

 写真にする暇もなく箱のみ 蟹は箱も無し

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 餅類は既に元旦に間に合わせるように発送済みなので、兵站はほぼ完成という所で愚妻から「お蕎麦が出来ました・・・」と声が掛かります。その後、除夜の鐘の音を聞く前に2021年の永眠となりました。

 孫が来る 老婆と共に 喜びを 苺や芋よ 松葉に幸が <偐山頭火 

 

 米お詫び:カメラが数種類になるため画面の大きさにムラが生じています。修正する   気も無いのでお許しください・