少し早いが愚妻と夏休み旅行に行って来ました。旅行と云っても昼飯を自宅で食べて晩飯を食べに行ったようなもので、旅らしいと云えば土産を買った程度です。旅館は「琵琶湖ホテル」という湖国大津市にある老舗ホテル。今回で三度目の利用で、チェックインもお互いに慣れたもので、春以来ですね・・・。また厄介になります・・・程度の会話で充分でした。
ミシガンが出航 矢橋の渡しにも見える
8階の部屋で寛いでいると、この日最後の航海でしょうかミシガンが出航しました。叡山も雲の中、北湖も霞んで何も見えない湖に吸い込まれるように静かな出航です。人影も見えないので、予約客が船室から湖を眺めているだけなのでしょう。それを客室から眺めているのは我々だけかもしれませんね。装備が随分変わっていますが、向こう岸で客を降ろせば万葉集にも唄われる矢橋の渡しの様な光景です。
食事場所が変わりました 遅く着席したのでおあずけ状態です
食事場所が変更になりました、今までは宴会場を改造した様な場所でしたが、玄関に近く琵琶湖を遠望できる場所になっています。他のお客さんは窓際をご希望らしいが我々はその方々を含めて眺められる場所としました。ビュッフェ方式に近い方法ですが、客の数を絞った分目の前で調理して頂け熱々のスパゲッティー等趣向を凝らせています。
飲み放題が無くなりました 前回はスパークリング一本空けました
何時間か忘れましたがアルコールの時間制飲み放題が無くなりました。前回はスパークリングワインを一本飲み干して元を取りましたが、これが無くなりグラスワインとなっていました。ボトルを注文する事も出来ますが、飲み過ぎ及び料金監視員の愚妻が目を光らせていますので、グラスワインとビールに変更でした。でも、湖面に降り注ぐ梅雨の豪雨が濃く見えたり薄く見えたり。この範囲なら天気予報も出来そうでした。
Nちゃん達の土産を求めて
NちゃんとKy君への土産は帰路「叶匠寿庵」で冷製和菓子を購入。何十年か前に和菓子界のソニーともてはやされた当時、一回行ったきりでしたので全く地理不案内でナビの教えるままに進みます。目指すは滋賀県大津市大石という大石内蔵助所縁の場所にある寿長生の郷と云う所で土産だけ買い求め豪雨につき直ぐに退散。自宅近くの食堂でうな丼を食べて24時間ほどの短い夏休みは終了となりました。昼食は**食堂という店の僅か数百円のウナギ丼でしたが、琵琶湖産の「西友」のウナギだと思えば思えなくも無い。と、納得の夏休み旅行でした。
孫達の 夏襲来に 先駆けだ <偐山頭火