河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

タンデム走行会at「若草読書会」

 自転車で自走が出来て車が運転できると云うことから、若草読書会タンデム走行会のメンバーに選ばれました。要は読書会メンバーが年老いてバイクを長距離走行できるものがいない状況で、50年ほど前の小阪教会日曜学校の同級生O妹が全盲となられ、タンデム走行したいとのお声が偐家持氏に届き愚僧もサポーター役として選ばれし「!」者となった次第。
 タンデム自転車 欧州では自転車旅行やピクニックに利用されています

 何とか財団というのが国道2号の歌島橋で貸し出しをしており、それを利用しての今回の走行会。写真では同職員がタンデム走行の注意点などを説明しているが、何やら重たそう。愚僧達はMTBでも10キロ程度の自転車、トレンクルの軽量では7キロしか乗らないので、手術後体幹に自信が無い愚僧はパイロット(前席)等もっての外とタンデムの前後で、振り落とされた人の救難員役としました。
 自転車専用ルートです 後ろが貸し出してくれた職員説明も丁寧でした

 ルートは淀川に並行して流れ、下流で淀川に流れ込んでいるのが旧大野川の歌島橋から終着点の折り返しの予定だったが、終着ポイントが工事中で一般道へ出なくてはいけないので諦め、そこで折り返し歌島橋から更に上流地点までの走行となりました。自転車道は完全な2レーンで、中央分離帯も設けられたヨーロッパにも負けない整備です。但し、これらの自転車道がポツンポツンとあるのが悲しいが、無いよりはましですね。O妹は身で風を切る爽快さが良いと、大喜びでした。
 歌島神社に立ち寄り ホタテ貝が絵馬とか詳しくは偐家持氏ブログ参照

 偐家持氏のご案内ですから万葉は外せません、ここは裏口ではなく珍しく正面から入場です。神社の詳しくは偐万葉家持氏ブログにお任せするとして(巷間彷徨うコラボレーションでは無く完全宿借り) 愚僧は借り物写真を掲載。そして、立ち去る時は我々の作法に従って横口から自転車道へ戻ることとしましょう。完全灼熱下の神社から緑道に戻った3人は熱中症対策で飲料を口にします。そうしていたら前を横切った我々より少し先輩のご婦人が道に倒れましたが、救急車出動までは至りませんが熱中症でしょうか。タンデム自転車が珍しいとこれまた別のご婦人が寄ってこられましたので、即売を申し立てたら無視して立ち去られました。盗品故買は家持裁判官が許されません。
 更に走るが工事中でUターンし復路を走行

 ナビをお願いしていた偐家持氏が一般道へ出て先へ進むか戻るか、と云う思案をされている所へ到着した愚僧はUターンを提案しその結論に至りました。貸し出しを受けた所から少し進んだ場所が自転車道の起点となっている。起点と云うことは先は暗渠なので、起点を制覇した所で本日の走行会終了です。その後偐家持氏から奢って頂いたマックのアイスコーヒーの美味かった事は云うまでもありません。

 歌嶋の 緑道沿いを バイク行 いそとせぶりの 面影おいつ  <偐山頭火