河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

私的>大坂夏の陣終わる

 先週に勢州軍の襲来で始まった始まった21世紀版「大坂夏の陣」は、その後週末にかけて替わって参戦した、摂州軍の平城宮跡攻めや暗峠攻めなどを両軍戦い終えて各々方の本陣へと引き上げられた。正史とおりとはいかず、やや歴史上に問題を残しましたが、両軍の将は納得した様子で日常生活を取り戻したようで、兵役にこき使われた従軍記者一人その軍記をここに記しました。
 摂州兵は凄腕

 学齢1年生になったばかりのKY君は強者、本陣となった愚庵に着くなり最新の兵器を並べ「水攻め」作戦とか、敵軍のクラインガルテンを水浸しにして、糧食を絶つという作戦らしい。しかし、その夜の自らの食料は最新のデリバリーによるピザとのこと。翌日の進軍に備えて腹一杯食っていました。
 翌日は愚僧の定期通院忘れ  約十年のお付き合いの先生ならではの配慮で無事済ませる

 通院を忘れていたことに気付いて慌てて主治医に連絡しました。医師はどうせ混んでいるから何処かで紛れ込ましてやるから来いとのお達しに従う。通院した結果、血液検査等に特に異常は無く、後日精密検査をしてやるから返れ。と、云う指示に愚僧は思わず数日の入院加療を期待していたが、かなわぬ事になり愚庵に戻り翌日の夏の陣に備えます。
 平城宮跡で東軍を探し求める                

       

 翌朝から、我が戦車にKy君の馬を積み込み、平城宮跡に東軍を求めて展開するが酷暑の中の進軍。要所で休みを取りつつ給水をしっかりと行うが、東・西軍の区別がつかない老兵が臨時休息所で休みを取っている。持参した水筒では辛抱できないのか、KY君も自販機で炭酸飲料を求める。更に昼食時間となり追軍を放棄してマクドへ入るとの下命に従う。朝食が早かったせいか、ダブルマックとポテトのLサイズを注文してにんまり。

 良く食う将軍様です

 手負いでもないのに溫泉で骨休みする 隣の鯛がみすぼらしい

 満腹のKY君に生駒山の中腹にある「音の花溫泉」の話をすると、手負いの傷もないが湯治に入るとか。なんと、気ままな戦国武将ですな!!溫泉は食堂などがお休みで、その分料金は半額だという。願ったり叶ったり。全く生気の無い生け鯛を見ていると食べるのが気の毒にも感じられる、
 最後は暗がり越で大学キャンパスに 石畳を過ぎると急峻になります

 幸いにして今期から戦車が小さくなっているので、暗がり越を提案した所KY君もやけに乗り気でした。旧街道は国道308号となっているが中型トラック等は通行禁止です。愚僧を追い越させとばかり煽っていた車に先を譲ると、途中で止まって後戻りしつつ逆方からの車を交わしている。石畳の峠を過ぎると「縁先」の様な道幅と大昔河内湾だった頃洗われた急峻な坂道が額田駅方向へ我々を導く。バイク(自転車)による山登りの聖地と言われるが、その通りの坂道にKy君楽しかった・・・とさすが大物です。

 大坂へ下ると急峻です まだ狭くなりますが安全運転第一ですので撮影はパス

 そんな、KY君を昨日摂州の自宅までお送りして来ました。これで、老夫婦の夏休みが始まり、同時にKz君達との思い出も老体に刻んだ厳しい今年の夏期休暇を偲びつつ過ごせます。

 夏の陣 東西まみれて 爺参る  <偐山頭火