河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

梨買えば孫が呼ぶなり持ってこい

 本格的な柿の前に梨をとブログ仲間のもりたさんにご紹介を受けた、奈良県大淀町田仲果樹園へ梨を求めって行ったその結語の様な表題です。

 販売中の梨類

 奈良県大淀町はサラリーマン時代の駆け出しの頃の担当地区でもあり、地理等大凡の記憶が残っているはずだったが、御所市と大淀町の間が空白になってしまい、ナビに頼ったのがいけなかった。ナビの電話番号で場所を検索すると×印はでますがはっきりしない、番地で再度調べると地番が無い。エイヤーと出発したら御所の下水処理場にある温泉施設から山(東)へ入れという。半分信用しないで行ったら、やはり山中でほり出された。田仲さんに電話すると、当たらずとも遠からず。氏の指示通り更に進んで左に見えるのがその果樹園で、端的に言うと「花吉野カントリークラブ」入り口横でありました。
 田仲果樹園陳列 正面向こう向きは看板娘で商品ではありません念のため

 柿の品種は看板に記載されていて、消し込みが入っているのが売り切れというかもう無いという。女将さんに言わせると梨は12月まであるので「毎月来て頂いても良い・・・」とか、それでは財布が持たないとこちらが悲鳴をあげる。愚僧が若い頃主流だった「長十郎」はそれから発した品種改良で今は無いとのこと。愚妻が同行できなかったので、女将さんと旦那まかせで選択。
 色々ありますな 愚僧は試食が忙しい

 伊勢のKz君に二種混ぜて4キロ。持ち帰りを数キロ選んで貰う。河内晩柑等は自分で持ったことがありますが、梨は同じような大きさでも水分が詰まっているので、随分重たいです。女将さんに頼んで車に積み込んで頂く。次は本来の目的である「槙」を求めていつもの道の駅へ、序でにハウス栽培の柿もあったのでこれも購入する。梨が口に入りそうに無い・・・そんな予感がしたためです。後刻現実となりました。(+_;)
 ハウス栽培の柿

 仕上げは大凡二ヶ月ぶりの中将餅、これは愚妻への土産です。盛夏の間店を閉めておられるので久しぶりです。愚僧も小腹が空いていたので店内で御茶と餅を頂くことにしました。
 中将餅店内にて

 さて、これからが表題の次第です。伊勢には翌日着くと云うことで摂州には愚僧が持って行くことにします。そこで、写真を送ってどれが良い・・・と問うと姉弟異口同音で「全部」と云う。

 全部欲しいと云う

 予感したとおりです。そこでママに都合を聞くと翌日(5日)授業参観があるのでお爺さんもどうぞと誘われるも、あの学校は校門から校舎までに学校が一つ出来そうに広いので遠慮することにしました。
 結局、宝塚在住の現職時代の友人でA新聞社の元記者K君と久しぶりに会えると云うことで、梨等は金曜日に「持ってこい」と相成った次第です。

 一句も 唖然と浮かばず   <偐山頭火