マスコミでは秋の三連休・・・と実際は三連休が二連休になったなんてこと知らねえとばかりの行楽がトップ記事です。何時も暗い記事ばかり追いかけるメディアにしてはよく出来た連休の記事だったようです。そのような世に習い「かりんと」で一筆啓上です。
モダンなかりんと 日傘を差す女 クロードモネ等
写真のかりんとは東京土産。麻布十番「かりんと」は超モダンな和菓子です。今じゃ洋画家の作品をパッケージで包装され中身も黒糖丸かりんと、カレーかりんと、カプチーノかりんと、リンゴ丸かりんと、三色あられかりんと、梅鉢かりんと/メープルシュガーかりんと、柚子丸かりんと等など元祖系から超モダンなものまであります。
パッケージや包装紙も和菓子とは思えません ハローウイン風ですね
先月末には関東からの来客がAZ女史を含め数人あって、かりんとはT君の土産でした。長年我が家の数軒隣に住んでいましたが、長男T君さんが仕事の関係で今は都心で暮らしています。そのT君の母親が一人住まいのため、長年のご近所関係と云うことで愚僧たちが何かと面倒を見ていましたが、母上が昨年亡くなり家で仏壇で待っている母親に会うため定期的に帰省される時の土産です。
駄菓子屋で売っていたかりんとを思い出します
ガキの頃は市場や商店街に行かずとも「町のお菓子屋さん」が所々にありました、かりともその商品の一種で、何十円かで袋に詰めてくれました。あまり甘すぎて人気はなかったようですが、ガキ向けの菓子の定番の一つでした。それが令和の時代を迎えると高級和菓子に変化する・・・何か懐かしさを感じると共に、このあたりに新しい商売のネタがありそうですね。
世の中は ぐるぐる回る かりん灯
モダンな味や 懐かしき味 <偐山頭火