河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

三途の川でまたも溺れる

 先月は「大麻」関連薬で意識が吹っ飛び入院となった、幸いによく知った先生がおられて説明。その説明と症状が一致しため様子見等が終了して記述のとおり退院となりました。 退院直前から臀部に違和感を覚えつつ退院したことは記憶しておりました。この違和感は更に強烈となり痛みと変わってきました。3月に入り歩行も困難となり、お尻が触れると「激痛」そして発熱も一時は39度9とゆで卵のような高温と関節の痛みでもだえる・・・こんな愚僧を見るに見かねて愚妻が119番通報。前回の記憶をたどると2回目とあって、テキパキと隊員に様子を伝えていました。

 またもO病院に入院とは 今回は13階で子どもが蟻のように見えます

 直近に入院していた病院と云うことでO病院の内科に搬送、緊急入院と云うことになりました。前回に例従って「内臓」、特に大麻でも疑われたのでしょうか。しかし入院後処置を行っても発熱など一向に治まりません。ますます頻度が増えるほど・・・。
 愚僧は入院時から「お尻のできもので痛い」と訴え続けていましたが、4日目までは殆ど無視で内科の領域で原因を探ろうとしていましたが、その日やっと皮膚科の医師に診て頂く事になりました。駆けつけたH先生「βー連鎖球菌」による蜂窩織炎(ほうかしきえん)という診断。後で調べたら大人とっては相当やばい病気らしい。

 この病院で最後の患者となる愚僧とH先生

 

 

 処置室と云うが殆ど手術室に近い部屋に連れて行かれての部長等の判断も同一、そこで処置となるがアンコウのようにつるされて臀部をむきだし長さ3㎝、深さも同様程度掘り下げて核となる部分を絞り出しますが、これらは麻酔はあるものの局所麻酔ゆえ効果は薄く、激痛がお尻を走り回ります。これらを称して「皮膚切開術・デブリードマン」と云います。

 こんな食事が延々と続きます ほとんど野菜中心で400カロリ-前後です

 愚僧の場合は菌が全身に回っているため入院治療で抗生剤を1日6時間おきに4回打つというルーティーンを2週間しなければ成らなくなります。入院直後から主訴を聞いて頂いて皮膚科での治療が始まっていたら、2週間も入院しなくて良かったのかなと思いますが仕方が無いこと。2週間56回の点滴も非常に悩ましい治療で、何度も針を打ちかえるのですが個人差があって上手い人は一回、でない人は一時間かかっても援軍を探しに行く。とうとう腕が針の無い剣山の様になる、これが二週間も続くと鬱になります。

 お前は病院で退屈だろうと河津桜の差し入れ こんな差し入れが一番です

 唯一の楽しみはリハビリです。長く寝ていたので菌が関節を痛めているため先ずは歩行訓練から、平行棒を支えに5m程の距離を行ったり来たり・・・最後は関節と足の筋肉を伸ばす運動をするだけですが、身体も心も癒やされます。
 梅のシーズンに入院、ぼちぼち桜という頃に退院することになりまさしたが、皮膚科のH先生には地獄で助けてもらった様な方ですが、今月末には他の病院へ移られることの事でもうお会いすることは無いでしょうが記憶に残るお医者さんであります。このほか大勢の看護師、薬剤師、栄養士そして理学療法士そして家族のお陰でこのように自宅にてこの文を認めていることが出来ます。更に自宅でもリハビリを続けて「三途の川でんぼ支流」での出来事を生かしたいとおもっています。それにしても、本来の脊柱管狭窄の治療とは遠くはなれしまいました。

 何度でも 三途の川を こえてやる  <偐山頭火

 でんぼうで 救急車入院 我ひとり  <偐山頭火