河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「いや重け吉事が」

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 私の万葉集に関する軽薄な知識の中で、歌がすらすらと出てくるのが大伴家持の『新年之始乃波都波流能家布敷流由伎能伊夜之家余其騰』です。一般的な訳は「 新しい年の始めの初春の今日降っている雪が積もり重なるように、もっと重なれ、良いことが」で、因幡国の国守として赴任した彼が、新年と立春が重なった元日に当たり、様々な感情を歌ったとされています。万葉集の最後に掲載されている事でも有名です。

 さて、その良い事が重なったという私の小さな七夕というか夏越しのお話しです。一つ目は「内孫の誕生」です。この程授かった長男の第二子K君は男の子であります。これで彼は一姫二太郎となり、ことのほか喜んでいます。私も同様であります。その反動、長女Nちゃんが長期滞在となりました。二四時間サービスは介護保険ショートステイです。俄に新しく小型プールを作ったり、日除けテントを張ったり大変ですが、結構楽しんでおります。

 二つ目は私の身体ですがこの程、年初来の病気治療の最終編と云いますか、下部消化器部の治療が終わり、ポリープの除去が無事終了しました。正月の食道から始まり。咽頭、再び食道、胃等の上部消化器治療と合わせ通算半年の長丁場が終わりました。勿論、今後の経過観察は要とのことではあります。

 大伴家持さんの願った事に比べると、あまりにも小さな私事であります。彼からちいさい事とお叱りが飛んできそうですが、万葉人の寛容なお気持ちで笑って戴ける事と思います。

 写真:新型プール二題、旧プール

 良事 
 夏過ぎて 良事輪を抜け 向かへ来た 〈偐山頭火