河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

喜ばしきことの追加

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 姪に初子が誕生、昨日祝いに行ってきました。一度妊娠したものの成長せず、二度目で授かりました。困難を乗り越えた出産は、ことのほか嬉しいこと。親戚としても同様であります。隣町で産科を営む実家で出産したので、私がTAXI代わりです。病室(?)へは女子便所に侵入したような気分になるので、女房に代表してお祝いに行って貰いました。

 その間に私はバイクで少し走り道鏡縁の「由義寺」跡を見物、ついでに志紀「弓削神社」へも。由義寺跡は外環状線沿いの広大な宅地開発、と云う項で既に紹介していましたが、その後調査が進み塔跡などが掘り出され、今では国指定史跡へと話しが進んでいるようです。孝謙天皇とのラブロマンスとなると、先日の若草読書会の延長のようなお話しとなりますが、現場はご覧の通り殺風景です。

 その道鏡縁の弓削神社には、道鏡葛城山にこもり秘法を修得し女帝に取り入った云々の石碑がありました。まだ地元では、由義寺や道鏡そして孝謙天皇との絡みまでは整理されていない様子、今のうちなら書き放題、言いたい放題になるのに。近くの温浴施設などでは、「道鏡との出会いの湯」と云っても滋賀県須賀谷温泉の先例があり可能では。もっとも孝謙天皇は大層な温泉好きと見えて、長野県の奈良田温泉でも湯治されているとのことでまんざら噓っぽく聞こえません。

 さて、女児出産した姪からのメールでは、名付けに関して夫婦の思惑に姪の親が横やりを入れてくるとお悩みの様子。夫婦の考える名を聞けば中々思慮深い名前です。二人の子どもですから、二人が考えて納得できる名前を付けてあげるのが子どもへの一番最初の最高のプレゼントではと返事しておきました。

 写真:由義寺と標識、弓削神社三題

 道鏡
 葛城で 秘術を得たり 怪僧に 帝を籠絡 由義の夢跡 <偐道鏡>