河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

自虐していないで積極的にふりがなで売り込もう

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 難読と云われている地名・固有名詞があります。我が近くも地名でも「大蓮」「杭全」「猪飼野」「孔舎衙」「枚岡」「雁多尾畑」「喜連」「瓜破」「八丁畷」「竜華」等あげたら切りが無いとも云えるほど浮かんできます。さて、この十個で幾つお読みいただけましたかな。

 自分の身の回りでなら何とか、読めずとも意思疎通が出来るのですが地方へ行くとこれが元で道に迷うこともあります。ナビにしても「読み方」が不明では音声での検索のしようも無く、地図上で同じ漢字の地名にカーソルを合わせるという作業が必要ですね。道行く人に聞いても「読み違い」から訪ねられない場合もある。

 また、我々のように日記代わりに旅路をブログ記事にしている人にとっては、漢字を引き出すのが一手間、二手間。因数分解ならぬ漢字一文字ずつ入力するという手間をかけている方も多いはず。特に歴史上の地名や、人などの固有名詞では完全にお手上げ。お尋ねすると、「こいつこんな事も・・・」と云うお顔の反応が恐怖にもなります。

 で、本日の埋め草ネタです。さる日経新聞の囲み記事。この様な記事のスタイルは埋め草と云い、時間的なニュース性が無く何時でも行間が空いたら使います。枚方市の「読み」に関して、多少自虐的に面白可笑しく書かれています。知名度を上げようという使命感・・・という行政の思いが伝わりますが、何故にふりがなを付けないのとも思います。難読と思われたら、積極的にふりがなを付ける方が、返って好感が持たれます。「中々読んでもらへまへんので」と名刺交換時に挨拶を付け加えて。

 それとも一層のこと「ひらかたパーク」に便乗して「ヒラパー市」とでも変えますかな。

 地名
 たかが地名 されどもそれが 郷土の誇り <偐山頭火