河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

摂州池田五月山からお城まで

 五月晴れには少々フライング気味ですが、大阪池田の五月山までドライブに。鍼灸で御世話になっている教授の縁者が、山中の愛宕神社神職で機会があればお参りしたいと思っていました。池田に住む愚息の自宅へ出向く用があったし、お天気も上々と五月山を登った次第です。
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 池田と云えば「猪買い」「牛ほめ」等の落語に現される、大阪の田舎というイメージです。もとは猪名川とそれで出来た扇状地に広がった渓口集落ですが、西国街道能勢街道の交点でもあます。現在でも、阪急線や猪名川の向こうには山陰本線が走り、飛行場までもある交通の要衝です。同じような条件の町として大阪では高槻が顕著な例ですね。
 堅苦しいお話しはここまで、関心のある方はリンクをご参照下さい。
 同じようなアングルですが、右下の橋は阪神高速のビッグハープという斜張橋です。秀望台という五月山ドライブウエイ途中の鳥居横からの眺め。この辺りで大文字焼きが行われるらしい。
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 大文字焼きはこれから向かう、愛宕神社のがんがんら火という夏祭りで行われるものです。全国に約900社ある京都の愛宕神社末社の一つ、火の神らしいお祀りですね。
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 ドライブウエイからの愛宕神社参道入口。
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 火祭りの装置でしょうか。
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 五月山頂の更に上にあるのが、日の丸展望台。何とも云えない古風な言葉の響きです。
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 パノラマですが、是非現場で実写をお楽しみ下さい。
 さて、麓に戻り池田城を探します。お城辺りは古い時代のままの町割りが残っていて、複雑ですがそれらしきものが見えて来ました。
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 この橋の手前側がどうやら再現されたお城跡らしい。写真の手前左に入りますと。
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 お城への橋があります。向こうに見えるのが大手門と云うことでしょうか。
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 正面が天守に見せかけた展望休息所です。廻りに池や百合などの花壇も配置されています。
 五月山にはウオンバットで有名な五月山動物公園や、呉服神社と対をなす伊居太神社もあり、見所が盛りだくさんです。
 今年の桜のシーズンは過ぎましたが、つつじが一番きれいな時季に池田の町並み散策と五月山のハイキングは如何でしょうか。ダイハツの工場やカップ麺の工場も見学出来ますよ。

 落語牛褒め
 麺具材 穴に隠して カップ麺  <偐百福>