全面改修されたと聞いて、再入湯となったもの。従前の位置より少し手前に、真新しい浴屋兼食堂などが建てられた。以前は、露天風呂へ行くのに廊下を歩かねばならなかったが、今風のレベルに設えられている。
「お市の方の入った・・・」とでも売り出せばと思うが、お城と風呂とで以前の行政界が分かれており、セットで売り出せない原因かと勝手に考えしまう。
浅井長政の妻、お市の方が娘三人と命からがら落ち延びた「小谷城」は国指定史跡の典型的な山城、今も城郭の一部が残されており、車でほとんど「登城」する事ができる。 途中、望笙峠から遠く竹生島が望める。
その竹生島の遙か彼方に位置するのが、湖北マキノ町。マキノ町の白谷地区には、老人施設を名乗る「マキノ白谷温泉・八王子荘」がある。我々旅人も入湯できる。宿泊も可。
さらさらの癖のないお湯だが、２１度を４２度まで加温している。少々高温だからか、地元の方は、入るに際して水で思い切り割っておらっれる。加水だなんて気にしない、気にしない・・・。
路程：須賀谷温泉、北陸本線河毛駅下車送迎あり 北陸自動車道長浜I・C
白谷温泉、湖西線マキノ駅から湖国バス高原行き(停)白谷下車 名神高速道路大津ICから国道
1 6 1号経由
写真：須賀谷温泉 望笙峠から竹生島と湖北を望む マキノ白谷温泉
須賀谷温泉にて
○野望 欲望も 濯ぐ 須賀谷湯
