河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

京丹後木津温泉「しらさぎ荘」を惜しむ

京丹後木津温泉を初めて知ったのが「しらさぎ荘」です。約八年ほど前のことでした。網野からさしかかると、旅館街の一番とっかかりにあって衝撃的な出逢いを今も覚えています。 時代がかった風呂棟の中に、円形の湯舟が真ん中にあって、人肌程度の温泉が並々…

京丹後「高僧行基と木津温泉」

行基は河内の人で、僧道昭に師事した。畿内を中心に諸国を巡り、民衆教化や寺造、池堤設置、架橋架設等の社会事業を行ったとされる。(668年~749年)その、行基さんが開いたとされるのが、この木津温泉です。 ホテルゑびすやには、二つの大型温浴施設…

京丹後「久美浜温泉」

丹後半島の西の付け根に位置するのが「久美浜温泉」。丹後半島に温泉は近年数多く生まれたが、源泉掛け流しはこの久美浜温泉とお隣の木津温泉くらいか。 久美浜温泉は、最近話題になった道頓堀「くいだおれ」と同じ経営者で、ご本人の銅像が温泉に建っている…

お湯休め「空蝉」

積極的に活動中の「夏」の主役が蝉でしょう。早朝から煩いほどに鳴いて、神経を逆なでする事しばしば。 その蝉の抜け殻です。以前は庭でほとんど見ることがなかったのですが、最近は庭木の彼方此方に見られます。 茗荷を収穫してふと、側のクロガネモチの枝…

お湯休め「静御前の碑」

昨日久しぶりにMTB行。友人と大和斑鳩から、河合町、大和高田市周辺を散策。昨日の気温は奈良市で36度というから、ぬるめの温泉程度の空気の中を汗びっしょりで彷徨っていたことになる。 大和高田市の高田川は桜の名所。川に覆い被さるように咲く桜は一見…

お湯休め「茗荷収穫」

庭の隅に群生している茗荷を収穫しました。元々は、大和の山林で自生したものを株分けしていただいたものです。年々増え続けています。 きざんで酢味噌で頂くと、口の中に清涼感が溢れます、物忘れの元と言いますが、返って頭が爽やかになります。季節感溢れ…

お湯休め「玄関改装」

玄関の掛け軸を付け替えました。丹後木津温泉「ゑびすや」さんの「静の湯」です。 ゑびすやさんには松本清張が「Dの複合」を執筆するにあたり2か月間ほど逗留した。今もその部屋が大正館という旧館に大切に保存されている。私も度々利用するが、松本清張の…

お湯休め「温泉博士8月号」

無いとき強請りの「温泉博士」です。8月号は河内地区にはさしたる「益」は無いもののやはり無料券はお得です。 85ヶ湯もの温泉にひたれる良い雑誌ですな。

勢州「旭湯(汐湯・おかげ風呂舘)」

一生に一度はお伊勢参り・・・江戸期には爆発的な「おかげ参り」という疫病に似た大流行したという伊勢参りの直前に、二見浦で汐浴をして身を清めたという伝説を現在に伝えるのが、伊勢旭湯だ。 勢田川沿いに発展した河崎の町並みを対岸に渡ったところに旭湯…