河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

神戸「しあわせの村&おとめ塚温泉」

永年世代を超えたグループで行っている「読書会」の初夏の旅行を、仲間カップルの金婚祝を兼ねて行いました。泊まったのは「しあわせの村」ですが、現地集合につき私は関東から来る友をひらって、途中「おとめ塚」温泉へ入湯を組み入れました。 おとめづか温…

旅の記録から「マンホールの蓋」

当ブログの玄関に掲げてあります「蓋となり踏みつけられても山頭火」を作るきっかけとなった、山口湯田温泉の下水道マンホールの蓋です。 ほかにも数種類あるのかもしれませんが、記録したのはこの二枚です。下水というイメージ、踏みつけるということから、…

大阪高槻「摂津峡温泉 山水館」

梅雨の隙間をぬって小旅行に。大概は泉南か大和が多いが、今回は北摂高槻市の山間部に湧く「摂津峡温泉」、拝湯したのは山水館です。ここにはもう一軒「かじか荘」がありましたが、経営の波にのまれてここ一軒だけになりました。 芥川沿いの渓谷に、へばりつ…

図書館収蔵「九州偐行乞の旅 酒・温泉そして駄句」

お待たせいたしました、と言ってもどなたもお待ちではなかったと思いますが、このほど敢行しました山頭火と共に九州及び山口における彼の足跡を巡る旅を纏めた冊子が出来上がりましたので、河内温泉大学図書館に収蔵しました。 ゲラ原稿で知人の自由通信社社…

旅の記録から「温泉スタンド」

出雲大社駅前の温泉目指して運転中に見つけたのがこの「道路標識」です。色々な標識を見ますが、温泉スタンドなる標識は初めての経験です。指示通り進むと「ご縁広場」という公共施設の片隅に自動販売機が設置されていました。 よく見るのはこの機械だけです…

旅の記録から「聖書」

かつてホテルや旅館の姿見の下の引き出しの中に、「新約聖書」が置かれていたのをご存じの方も多いと思います。その殆どがギデオン協会という組織が配布している聖書です。寝付かれない夜に読めと言うことでもないでしょうが、たまにパラパラめくっていたこ…

旅の記録から「狐・猿・狼」

これらは、湯田温泉、俵山温泉そして三朝温泉の第一発見者と言われている動物です。それも皆全て「白色」と相場が決まっています。共通項を探ると学説が出てきそうな気もしますが、あまり動物に興味がないのでこの程度に。いや、白鷺が発見という話もありま…

旅の記録から「タイル&空気抜き」

写真のタイルと煙突は三朝温泉の木屋旅館「手掘り」の湯という温泉の側壁と空気抜きです。 タイルは、**調とか言う表現できるのでしょうか、知識のない私にはどうにもなりません。でも、どこかレトロさを感じます。 この風呂の床は、源泉に浮かんでいる状…

温泉博士「7月号」

九州では二カ所もお世話になった「温泉博士」ですが、7月号はあまり利用できないようです、多少の恩返し程度という気で買い求めました。手に取っていたら求めていないでしょう、通販の弱点です。 奈良の「あきのの湯」を狙っています。

大阪「空堀から天王寺へ」

父の祥月命日が近づきました、例によって「高野槙」を求めて四天王寺さんへ出かけました。この月は先月からの長旅の関係もあって、NTBによる足のリハビリを全く行っていませんので、少しコースに変化を付けました。 我が家からまっすぐ西を目指すと鶴橋辺り…

京都「香道教室と湯葉」

女房が香道教室に参加するというので、運転手で付き合いました。私は以前お店で回ってきた香炉の香りを聞き分ける、聞香(もんこう)の経験が有りますので、自分も関心を持って参加を決めたらしい。最初は何人か集まりましたが、リタイヤが続出結局彼女一人…

「九州偐行乞の旅完結編」校了

偐行乞記が校了しました、旅館や立ち寄り湯のデータも記載して一応旅行記の体裁にしてありますが、大学の図書館に収蔵するとなると、PDFファイル化しないとものすごいデータ量です。 そこで、変換を試みましたら我が家の機械では出来ないことが分かりました…

岡山奥津「河鹿園」

初代が美湯神社と津山藩森忠政候の別荘跡地に「小美術館としての旅館を」と河鹿園を創り、今では参代目。初代のフランス文学者としての交流から、なだたる文人墨客や映画人が訪れたのが、この河鹿園です。 で、洒落た建物の至る所に、棟方志功の作品などがさ…

鳥取「なかやま温泉」

大山の北側裾に広がる大山町赤坂にあるなかやま温泉ゆーゆーには、大浴場をはじめサウナバスや気泡風呂、ジェット風呂など、大都会の温浴施設並みの設備が揃っている。 肝心の泉質は単純泉で40度もあると言うことなので、大山の恵みをたっぷりと含んでいるの…

岡山「小森温泉」

この小森温泉も「殿様系」の温泉であります。池田候の保養施設として使われ出しのが始まりと聞くが、いまはその様子を伝えるのは素晴らしい門構えのみです。 高速津山ICから山道を分け入り三十分も走ると大きな看板が見えてくる。本当に地元の人しか利用しな…

九州行乞の旅「三朝温泉木屋旅館と山頭火」

三朝温泉は、近年変身を図られている、温泉街を復活させたり、三徳川の鰍の鳴き声を楽しんだりという、古き良き時代の温泉のある街復興を目指されています。先頭に立つのは若き旅館の主とその子息達です。ここ数年目だった変化を感じるのは私だけではなく、…

九州行乞の旅「温泉津温泉にて」

温泉津温泉は特に気に入っている温泉の一つです。あの色と温度は刺激的ですが、ご近所の方は束子でこすっておられます。私も一度犠牲になりましたが、あれは堪えまますな。宿は長命館と決めていますが今回急なため予約が取れず、のがわやさんとしました。 温…

九州行乞の旅「俵山から長門温泉を行く」

少し後味の悪い川棚を去った日と翌日は、山陰の本格的な温泉を楽しむことにします。まず海岸線に沿って走りますと大河内温泉の標識があります。河内温泉大学徒としては、これは”たのもう”と拝湯しないわけにはいかない。国道から少し山に入ったところに数軒…

九州行乞の旅「川棚にて」

九日間にわたる九州行乞の旅に分かれを告げ、馬関海峡を逆に走ったのは、塚原温泉を出て、湯布院インターから高速に乗り鳥栖ジャンクションを右にしてすぐでした。湯布院や湯の平にも山頭火の足跡がありますが、なにより川棚での山頭火の心情が気にかかり急…