河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

因幡・但馬「宝喜温泉、七釜温泉そして食べ逃したてっぺん蕎麦」

旅の最終日は、大山を海寄りに大回りして鳥取に近づくと宝木という集落に着きます。この町の工場に湧くのが「宝喜温泉」です。この周辺には、古くからの関金、吉岡、三朝そして鳥取温泉等とひしめき合っていて温泉の宝庫と言った所です。 その、中心部のよう…

伯耆「皆生温泉 かんぽの宿と古事記編纂1300年に出会う」

湯原を出て、伯耆に向かいましたが午前中の伯耆街道に懲りて、高速の人となります。が、バランスが悪いというか早すぎるというか、一時間もしないうちに伯耆富士が真横に見えてきます。本日山越えで疲れていますので、宿に無理を言って、チェックイン時間前…

吉備「下湯原温泉ひまわり 蕎麦が安くて美味い」

湯の瀬温泉から次なる目標は郷緑温泉です。自然石の割れ目から湧出する単純温泉ですが、その自然石が湯おけになっているというワイルドな温泉です。高速を使うと、簡単に到着出来るのですが、ゆったりと旅を楽しもうという考えから、一般道を指定しました。…

吉備「湯の瀬温泉と足王大権現堂」

国道429号に戻り北上しますと、先日の粟井温泉あしもり荘とかしお温泉が二軒並んでいるのを右に遠望できます。更に走りますと、浮田温泉左折という案内表示が見えてきます。何方かがおっしゃるように、温泉国道ですね。 更に国道を走りますと、国道脇に小森…

備中「吉備路温泉と風土記の丘巡り」

サンロード吉備路に泊まるのは二回目。施設内の吉備路温泉は地域の方々に開放されていて、夕暮れ時になると野良仕事を終えた方、就業時間を過ぎた方々が集まってこられます。この時間を避けて入浴すると、ゆっくりと温泉を楽します。 宿泊施設前の丘の少し先…

備中足守「粟井温泉 あしもり荘」

岡山市北部に位置する足守地区は、武家屋敷が残る町としても有名です。関ヶ原の戦の翌年にねね(北の政所)の兄さんにあたる木下家が移封された場所で、城を持たない陣屋町として栄えたそうです。同地区からは緒方洪庵も輩出している。 その、足守藩の隠し湯…

お湯休め「大阪散歩 四天王寺 おたいしさん」

明日は義父母の墓参に岡山へ。倉敷の少し東の鄙びた田舎町の小高い岡の上に墓所があります。本年正月にも墓参しましたが、今回は愚妻がついて行くという。家庭の事情で、彼女は墓参りだけ済ませて、その日のうちに大阪へ帰ります。しかし、私はそこから暫く…

お湯休め「大阪散歩 深江笠」

落語「東の旅」は、大阪を出発してお伊勢参りをし、琵琶湖を回って再び大阪の八軒家浜までの間を、区切り区切りのお話で綴る壮大な落語です。(矢橋船、宿屋敵、こぶ弁慶、三十石舟夢の通い路等々)しかし、何故かお伊勢さんにお参りしている処は、落語には…

大和御所・葛城「かもきみの湯とひまわり畑」

暑気払いと言っても、あまり払うことは出来ないと思いつつ表題の「かもきみの湯」へ。ここ、御所・葛城の地は日本の賀茂一族発祥の地と言うことで、高鴨神社等が鎮座されている景勝の地です。 その「かも」の「君」が多く住まわれているという名の由来を持つ…

お湯休め「大阪散歩 川の交通信号」

写真上の中央赤丸をよくご覧下さい。青と赤の交通信号が橋の真ん中に設置されています。表示は青を表示しています。場所は、城東区放出西の第二寝屋川です。 下の写真は、その少し西の城東運河との交差点です。この二つの運河は、直角に交差しているため、斯…

お湯休め「茗荷寿司 小鯛」

茗荷寿司に再挑戦です。今回の具材は小鯛としました。市販の小鯛を茗荷の葉っぱで挟んだ寿司飯に貼り付けて圧しました。 大凡、四キロ程度の負荷で4時間ほどで出来上がりました。今回大量の茗荷が収穫出来ましたので、香ばしいおし寿司が出来ました。茗荷の…

能登「お湯休め 猛毒河豚の子を食べる」

河豚の子と称していますが、正確には卵巣です。卵巣にはテトロドキシンという猛毒が含まれていて、食用は御法度です。落語「地獄百景亡者の戯れ」では河豚を食べてすぐに死ねると・・・若旦さん一行が集団自殺に使っています。 その猛毒を食べた方がいる。何…

能登「和倉温泉巡りと家持歌碑」

和倉の街には温泉という素材を使った面白仕掛けがたくさん用意されている。そのいくつかをご紹介しましょう。前回の和倉温泉の由来を書いた銘板にある、白鷺のブロンズ像です。斯くして、この白鷺は湯元の広場で永遠に和倉の湯を楽しめる特典を得ることとな…

能登「和倉温泉 旅亭はまなす」

元職場の先輩が、卒業祝いをしてやるという。一年遅れでも何でも、この手の話はすぐに乗るタイプであります。招待というからには、目的地や旅館はあてがい縁は承知でありますが、和倉と聞くと何やら不安が。 でも、先輩をピックアップしてナビに目的地を入力…

お湯休め「古事記献上1300年その後」

以前たびたびお伝えしている、太安万侶と古事記の献上1300年を巡る話題の落ちと言える、太安万侶由来の「多神社」での遺骨移譲と石碑建立のお話です。 参り墓といわれる土盛りへの遺骨埋葬は、農地転用等に関わる諸手続に所用の時間がかかるため延期でもなく…

お湯休め「四天王寺の七夕飾り」

親父の月命日が近づいて来ましたので、天王寺さんへ高野槙を求めに行ってきました。あいにくの空模様ですので、近くまで車で行き最後のみ自転車という遠征スタイルです。 四天王寺さんでは、本日の七夕にちなんで写真のような飾りが、テキ屋の偐寅さんに伺う…

お湯休め「鮒寿司と怪電話」

真夏を迎える時期、我が家では鮒寿司を求めます。夏バテを予防するという口実で、大散財の言い訳しているだけです。琵琶湖のニゴロ鮒を米で漬け発酵させるという、伝統のなれ寿司ですが近年の鮒不足で値段が高騰しています。 琵琶湖西北部の海津大崎の「魚治…

城東「不動の湯とまっとうな温泉」

テキ屋殺すにや刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい・・・と寅が旅先の宿で恨めしそうに雨を眺めて喋るシーンがあります。そんな心境でしょう、今日の不動の湯の亭主は。写真のように、ロッカーはずらり「空き家」です。 愚妻が関東へ出張、愚夫が一人留守番…

お湯休め「茗荷収穫」

新年早々に茗荷を収穫したと言うことはお伝えしましたが、本格的なシーズンになって初めて収穫出来ました。 本日庭の枇杷の木の枝打ちをしていました。愚息が幼稚園の頃、おやつで食べた枇杷の種を植えたのが始まりです。邪魔になるので引き抜こうとすると、…

城東区「不動の湯とみどり荘からの案内が」

夜来の雨が一旦はあがるという予報でありましたが、益々雨足が強くなり時にはバケツをひっくり返したような雨のなか、主治医を訪ねます。よくご繁昌な(?)お医者さんでお天気が良いとリハビリに通われる方が多いので逆張りです。 予想通り患者さんは少なめ…

奈良生駒「音の花温泉とトレンクル」

またも梅雨の晴れ間ですが、今回は人力ではなく全て内燃機関付の四輪車で音の花温泉へ。音の花温泉は巨大な露天風呂で有名ですが、写真でお見せ出来ないのが残念です。 循環湯で週末に入れ替えられると言うことですが、先週末と日曜日は大雨だったので、客も…