河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

おおさか東線 その2

以前の「おおさか東線と桃園等を銀輪行ついでに」をその1とすれば、今回は野江駅付近から赤川鉄橋までをその2として銀輪散歩しました。起点はこの日桜の開花宣言された大阪城付近として、大川を遡り毛馬の閘門に出ます。 淀川との水位調節部を毛馬の閘門と…

大和川と石川の吊り橋を行く

と、タイトルは気取っていますが、要は所用で玉手山へ行ったと云うお話しです。 1級河川の大和川に吊り橋があります。それも大阪府内にあると云えば、まさかと云う方も多いでしょうが正真正銘の吊り橋です。ただし人道橋です、いわゆる古風な吊り橋です。そ…

春は進級

春、お正月よりも実感として共鳴出来るのが卒業・進学そして進級の春でしょう。野や山の花も蕾から希望の大空に向けて花弁を広げる様子は、何度見ても感動的ですね。 やうやうにして水仙のつぼみ 山頭火 見わたせば 春日の野辺(のべ)に 霞(かすみ)立ち 咲き…

熊野三山と渡海浄土へ船出の補陀洛山寺

後白河法皇は実に生涯三十三回も熊野詣を行った。しかし、高貴な皇族だけでは無く一般庶民も「蟻の熊野詣」と称されるように、熊野那智大社、熊野速玉大社そして熊野本宮大社をめざして、大辺路を中辺路をそして奥駆道を蟻のように歩を進めたのは平安末期か…

寒いですね

早朝からドアを叩く音で目が覚めた、と思って外を見ると人影は無し。ドアを開くと庭のテーブルの上にはあられでしょうか。あられがドアを打っていたのでしょうか。 寒くはなると聞いていましたが。こんなに寒いとは。 蕾が着きかけたラベンダーも首をすっこめ…

みうら折り

ミウラ折りというのは耳にしたことはありましたが、実際に見たのがこれが初見です。人工衛星の太陽電池パネルの展開方法を研究する過程で生み出されたと云いますから、宇宙的な存在なのですね。 それが、東京神楽坂から来ました。 我が家のお使い物や自家消…

おおさか東線と桃園等を銀輪行ついでに

おおさか東線が全線開通します。城東貨物線という、単線路が大阪市東部と東大阪市そして八尾市の境を走っていました。主に百済の貨物駅に貨車を運んでいましたが、いつの間にか鉄路には錆が浮かび、果てしなく待たないと貨車の通るのが見ることが出来ない鉄…

かぎろい号は阿騎野を行く

近鉄の車両の名前です。特段鉄ちゃんという程でも無いのですが、鉄道は好きです。車両と云うより鉄路の方が興味があります。廃線「マニア」と云うほどでも無いのですが、訪れた土地に廃線があると拝見したりトレンクルを引き出して走ってみたりしています。 …

紀伊半島へ行くか

昨年末以来の旅行に出掛けることにしました。色々と家事多様で泊まりを伴う外出が出来無かったのですが、愚妻も小康、愚僧も野垂れ死にの危機は無いとのことで小旅行にでかけることとしました。ただし、愚僧のみで泊まりを伴う旅は無理をしないで・・・と愚妻は…

案山子考

さだまさし「案山子」 ・・・ 銀色の毛布つけた 田圃にぽつり 置き去られて 雪をかぶった案山子がひとり ・・・ と云う風景が案山子には似合います。 2008年2月11日淀川左岸枚方付近にて、シャツ一枚の案山子。 私たちがガキの頃よく田圃で見かけた案山子はこ…

例月墓参ほか

昨日は月初の墓参に。いつも通り掃除をして、花の水を入れ替えます。道中の檀那寺の表示には、報恩講の案内がありました。何時ものお説教的な掲示はまだ無いようですが、可愛い絵が掲示されています。こちらの方が愛嬌があって良いかもしれません。 月末には…

生駒越え十三峠は業平道 歴史の道、恋の道を行く

在原業平が河内の女性に会うために奈良の天理から通った・・・と云う恋の道、道中は聖徳太子の道や奈良街道と重なる歴史の道でもあります。 大和と河内の間にそそり立つ生駒高峰は急峻、古人の恋への険しい道。十三峠と街道周辺の風景と歴史を辿ってみました。 …