河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

近江「佐川美術館にて」

彦根から琵琶湖大橋畔まで湖周道路を約30分。彼岸花が美しい道路を走っていると近江八幡の入口に差し掛かる。水門を兼ねた大きな橋をやり過ごすと長命寺の標識が。さらに南下するとマイアミビーチという懐かしい名称が出ては走り去っていく。過ぎ去り我が青…

河内温泉大書図書館「全国鉄道温泉駅名リスト更新」

本学の図書館の「河内温泉大学論文集」その3「全国鉄道温泉駅名リスト」を更新しました。今回追加されたの智頭鉄道あわくら温泉駅です。よく似た名前で「芦原」がありますので、こちらはあわくらと仮名表記にされたのかどうかは不明です。 粟倉温泉郷からは…

お湯休め「智麻呂画伯さんのこと 絵のこと」

何度か登場願っている智麻呂画伯は、偐家持と偐山頭火共通の知人であり人生の師と仰ぐ偉大な存在。幼少時に小児麻痺に罹患し、不自由な身体でキリスト教の伝道に生涯をささげられた。15年前に再び病魔に襲われ自立歩行が不可能な身体になられた。現在も自…

近江彦根「若草読書会でかんぽの宿彦根へ」

彦根かんぽの宿に泊まり、夜は読書会と称する交わりで一時を楽しんできました。かんぽの宿は、先日再売却の方針が発表されたばかりで、少々火事場見物気分で参らせてもらいましたが、ここ彦根では職員の皆様きびきびとした動きと「おもてなし」の感情がこも…

近江彦根「かんぽの宿へ出発・・・」

本日は読書会仲間と滋賀彦根へ参ります。一般参加者は既に出発なさっているようですが、少々ハンディがある私と智麻呂氏と恒郎女は自動車で昼から出発です。夕刻宿で集合という手はずです。 さて、この滋賀彦根は大坂夏の陣の東軍の参謀井伊家が主人。戦功著…

お湯休め「深江の菅笠とお伊勢さん」

落語東の旅は、大坂からお伊勢参りをする旅を、途切れ途切れで落語にしたものです。出だしは玉造から出発して暗峠を越えて奈良に入ります。最後は「三十石」舟で伏見から淀川を下って元に戻るという、いわば観光話です。西へ向かうと、金比羅参りをした旅人…

お湯休め「大坂の陣の後  珂憶上人から供養塔 400回忌まで」

大坂の陣後は江戸幕府が盤石の体制を築き、大凡260年間泰平の時代が続きます。この間に、経済力を支えに元禄文化花開き、現在に伝えられる「歌舞伎」「文楽」の礎が築かれます。少し脱線しますが、元禄文化の中で浮世絵が生まれ、浮世絵が富士山を見事に…

お湯休め「大坂夏の陣古戦場巡り 片山道明寺付近の戦 又兵衛の死」

これまで大坂夏の陣を時間軸を逆にしたような展開でご紹介してきました。ここで、大坂城落城という終末への端緒となった戦、片山道明寺付近の戦場をご紹介します。***道明寺は河内志紀郡にあって、大阪城の東南凡そ五里、奈良より堺に通ずる街道と、紀州…

お湯休め「大坂夏の陣古戦場巡り 真田幸村の死に様」

道明寺付近の戦に遅れて到着した真田幸村は、後藤又兵衛の死を救うことが出来ず、伊達政宗隊との戦に突入する。しかし、城内よりの退去命令に従う。 ***幸村槍を駢ならべて迎え、六文銭の旌旗(しょうき)、甲冑(かっちゅう)、その他赤色を用いし甲州以…

お湯休め「大坂夏の陣古戦場巡り 岡山口の戦」

年初から大坂夏の陣戦跡を巡っております。木村重成奮戦の地と墓所。戦いの端緒を切った樫井の戦い。そして木村と同じ八尾若江の戦いで果てた徳川方山口重信の墓所と木村重成の位牌堂です。 その後この春から、二年ぶりに仕事(の様なもの)へ復帰しました。…

伯耆「三朝温泉から因幡へ・・・豪雨国庁跡を断念」

関金温泉で三湯目で三番目で三朝温泉木屋旅館へ着いた頃には既に、又も湯あたり状態。昨日と同じですね。で、三徳川の流れを眺めつつ御酒を相手にKindle。三・三・三プラス三と駄洒落で始まる三朝は、更に雨脚が強くなってきていました。 外湯も諦めて内湯の…

美作・伯耆「湯原温泉から関金温泉へ」

湯郷を出立して前日の午後と同様に国道を湯原を目指します。湯原では郷緑温泉が目的ですが、ここは風呂桶が源泉の上に設えているため、結果として一つしか無いので先客があると時間待ちです。そこで、到着直前に電話することとして、ドライブを楽しみます。 …

美作「湯郷温泉 かんぽの宿湯郷」

粟倉温泉を後にして国道429号を美作市内へと車を走らせます。緩やかなアップダウンとバンクの効いたカーブは真に走りよい。ゆっくりと景色を眺めながら、時間つぶしのような走行です。途中には武蔵の里とある。よく見ると宮本武蔵出生の地らしい。 美作市…

美作「あわくら温泉 黄金泉から」

温泉ガイドブックなどではよく見る温泉ですが、道が幹線をそれるため立ち寄ったことが無かった。しかし、今回は時間がたっぷりあるので、中国縦貫から鳥取自動車道へ脇入ることにします。 鳥取県にも高速を・・・との悲願道路でありますが、全て共用されてい…

中期湯治に出発「湯郷から三朝温泉へ・・・」

夏休みも終わり、空気の澄んだ秋空・・・と言う想定で組んだ今回の旅行ですが、前線が停滞し雨がしとしと降る状況であります。予定を一日ずらすことも出来ますが、面倒なので今日から出発します。 今日は湯郷で、美作市営露天に再湯です。宿泊は最近定番の「…