河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

遅い初湯です

正月最後の日に初湯です。こんなスローなペースは建学以来初めてでしょう。振り返ると、特段何が忙しかったと云うわけでもないのですが、この様に新年から月末まで温泉行に行かなかったのは希なケースです。 しかも、と云えば不動の湯に失礼ですが、温泉銭湯…

寒中の閑というか

ここ数年、毎朝体重を量るのが日課です。昨年病を得た愚妻共々体重計に乗っかり、記録を取っています。 「体重を量ります」「電源を切ります」 と云う呼びかけは毎日あるので、耳に馴染んでいましたが、昨日は「電池を交換して下さい」という呼びかけに変わ…

河内の怪盗ルパン事件は迷宮へ 菜の花は留置場から

昨年河内を騒がせた一番の大きな事件は「菜の花の花泥棒」事件でした。河内の怪盗ルパンの仕業ではないかと、司馬遼太郎先生やインターポールの銭形警部まで帳場に繰り出した大騒動となった。しかし、推理小説は苦手と司馬先生は早々に書斎に引きこもり、銭…

君は早く逝きすぎたよ 其の参 「遺作を所縁の地へ」

既に何回か紹介している箏曲家大嶽和久兄の遺作「誓いのとき」と「大和川」の初版楽譜及び音源等を、それぞれが所縁の地であります大阪柏原市の市立歴史資料館、玉手山安福寺にこの程お納めしました。 安福寺住職に大坂の陣400年事業柏原実行委員会会長よ…

半日ゆったり法隆寺で

斑鳩の法隆寺を半日かけてゆったりと味わいました。 「斑鳩」という町の名前の由来は 昭和22年2月法隆寺周辺の龍田町、法隆寺村そして富郷村(とみさとむら)が合併にあたりそれぞれが元の名を譲らなかった。当時法隆寺管主だった佐伯定胤(さえきじょう…

大和川が閉塞した

今から88年前、奈良と大阪を流れる大和川が県境の亀の瀬と云われる場所で閉塞して、奈良側の王寺が大浸水、国鉄関西線も不通になるという自然災害が発生しました。いわゆる亀の瀬地滑りと云われるもので、太古から発生していたようですが、とりわけ昭和6年の…

乾漆器の世界へ

麻布と漆で造形する乾漆の世界は、食器や花器と云った実用品から唐招提寺鑑真和上坐像等の仏像まで幅広く奈良時代から現代に伝わっています。用途に合った形から芸術品まで自由な造形が可能です。しかも軽いという利点は指の力がなくなった我が家の愚妻など…

苺食めば 子ども思ほゆ

山上憶良は万葉歌人にしてはマイホームパパでしょう。惚れた腫れた、取った盗られたと云う歌が多い中で「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆいづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ」(万葉集803番)という長歌や「憶良らは今は罷ら…

斑鳩の花など

食べ物シリーズに似てきましたが、足早に咲く花や華も添えて斑鳩便りとしましょう。明日から迎える敵襲というか楽しい怪物でしょうか、孫達が帰省します。高得点を得ようと色々作戦を練っていますが、簡単な手段は食べ物からと苺を求めて斑鳩へ。今回も安村…

一草ジュースで無病息災

ここ数ヵ月間の朝食はパン食です。食パンは近くの老舗「タニー」というベーカリー。と云っても老夫婦二人で切り盛りする簡素なお店です。しかし、食パンに関しては美味い。私の食パンの美味いという基準の一つは、焼いてもポロポロと切れ端等が落ちてこない…

読みにくいと作者の弁明

日経新聞朝刊に「ワカタケル」の連載小説が昨年から始まっています。今月からは夕刊で在原業平の物語が始まっていますので、朝夕刊同時に「大河ドラマ」風です。かつては色物が続くとそればかりというのか、バランス感覚がどうかと考える同紙の小説企画です…

新春浪花発祥地巡り こいつは春から縁起が良い

新春初MTB行は愚妻の実家訪問とし、バイクをこぎ出します。目的地は大阪市港区、単独行動ですので道すがらにお寺や神社参りをしつつ訪問することとしました。河内から港区と真西に向かいますので、上町台地が難所と言えば難所です。そこで、休憩地としました…

謹賀新年

蘇った公孫樹。銀杏とも書きますが、約2億年前から地球に存在していたと言われます。その公孫樹も氷河期でその殆どの種が滅亡したと言われます。今我々が目にするのは一種のみです。その公孫樹は仏教伝来と共に、中国から伝わったと言われます。また、比較的…