河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世界遺産の温泉巡り③「椿温泉 元湯椿楼」

中辺路が田辺に差しかかると、大辺路と交差している。大辺路は田辺から熊野本宮を終点とする古道。 田辺から現代の大辺路を進むと、白浜温泉があるが、今回は白浜をパスして「椿温泉」へ向かう。 椿温泉は、往時は湯治場として閑静な旅館が数軒在ったそうだ…

世界遺産の温泉巡り②「湯の峰温泉」他

十津川村を抜けると、和歌山県(東牟婁郡)田辺市本宮、「熊野本宮」の大斉原に建つ大きな鳥居が見えてきたら湯の峰は近い。鳥居を前に拝殿しないわけにはいかないだろう。身を洗う前に心も洗おう。 旅装束を解いたのは、湯の峰温泉街から少し離れた「湯の峰…

世界遺産の温泉巡り①「上湯」

上湯(十津川 奥駆け)、湯の峰(中辺路 熊野本宮)そして椿(大辺路)と熊野古道に点在する世界遺産温泉を楽しんできました。 大阪に端を発する国道168号が、吉野川を越えると「五新線」という戦前を背負った遺産の道に変わります。往時の鉄道予定路をバ…

美作湯原温泉「湯原の宿米屋」

美作三湯の一つであり、最大級の温泉街を形成している湯原温泉。ダムの堰堤の下に広がる「砂湯」が野天風呂で有名だ。 この温泉街を少し離れた国道沿いに「米屋」がある。街道沿いだけに「旅籠」か「宿場」をイメージしている。民芸調の室内は若い女性には好…

出雲「玉造温泉 長楽園」

出雲風土記にもその湯の薬効が謳われている玉造温泉。中でも「長楽園」は玉造温泉の開祖と言われている、長谷川家直系の旅館。江戸時代には「湯之助」という名を松江藩から賜ったという。 明治10年に「長楽園」という屋号で旅館を開業。明治42年に120…

薩摩「妙見温泉 石原荘」

竜馬とおりょうがハネムーンをした薩摩の霧島を源とする「天降川」には塩浸温泉、安楽温泉そして新川温泉と、温泉の宝庫。 そのしんがりに位置するのが「妙見温泉」。ここには数軒の超有名旅館があるが、私の気に入りは「石原荘」。西鹿児島で料理屋を営む主…

京伏見「寺田屋」

あの寺田屋事件の寺田屋です。寺田屋事件とは、慶応2年1月23日(1866年3月8日)、船宿で寺田屋を定宿としていた坂本竜馬を、伏見奉行配下の捕り方が暗殺しようとした事件。竜馬は、同宿の養女おりょうの機転により危うく回避し、しばらくの間、西郷隆盛の斡…

十津川温泉「湯泉地温泉」

十津川村は、「源泉かけ流し宣言」をした。湯泉地温泉、上湯温泉そして十津川温泉が全てかけ流しだ。国道168号で十津川村に入ると、吊り橋で有名な「谷瀬」に。渡る勇気が湧かない。 村の中心に近づくと幾つかダムを渡り、「湯泉地温泉」につく。公衆浴場…

お湯休め「台風余波」

河内を襲撃しそうだった台風7号ですが、近畿をかすめるように東海を東に向かったようです。東海、関東方面の皆さんご注意を。 我が家ではこの台風の良い影響を受けました。 消防自動車に付けてあった、「鐘」を譲り受けてしまっていましが、最近「風鈴」に…

島根三瓶山温泉郷

三瓶山は大きな湯沸かし器、鹿児島の桜島のような存在で、沢山の温泉を麓に供給している。そこで、三瓶山温泉郷という表記は未だ拝見していませんが、個人的に今回使用することにします。火山性の温泉とは考えられますが、湯温はおおむね30度前後と低温で…

奥津温泉郷「般若寺温泉」

奥津温泉も是非紹介したい温泉「奥津荘」「河鹿荘」そして「東和楼」とどれも特色と趣のあるある温泉旅館がある。 しかし、奥津温泉街とは少し離れた「般若寺温泉」は趣の中にあって「野趣」溢れる宿。我々はいわゆる立ち寄り湯で楽しんだ。 先客があり「暫…

鳥取「三朝温泉 木屋旅館」

岩盤浴とラジウム温泉が楽しめるのが三朝温泉。中でも「木屋旅館」は部屋数も少なく、昔ながらの温泉旅館の雰囲気を残しつつ、最高の接待が期待できる今時珍しい旅館です。 旧温泉街にあって、温泉街を町ぐるみで残そうと、館内では土産物を売らないし、カラ…