河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2008-01-01から1年間の記事一覧

お湯休め「草の細道 銀輪万葉集その弐」

友人である「偐家持」氏との共作であります、草の細道ー銀輪万葉集その弐が完結しました。例によって、「河内温泉大学図書館」に収蔵しました。 お正月休みなど、時間がございましたら是非ご一読下さい。 河内温泉大学図書館 http://www.sidestaff.jp/tomita…

お湯休め「てっぺん蕎麦」

この付近まで来たらここに立ち寄らない手はないだろう。湯村温泉から少し東へ向かい、国道からそれて春木峠を目指すとてっぺんに蕎麦屋がある。 新しい蕎麦、新鮮な水と空気が造り出した、芸術作品のような蕎麦は美味い。添えられる野菜もしかり。 お正月を…

因州「岩井温泉」

ここは10月に訪れているが、そばを通過するとなると、立ち寄らねばならないだろう。湯かむり館で昼飯前の腹減らしだ。 この日は温泉組合の人々が、周辺や館内の清掃と整備をされていた。この様な人たちのお陰で、住民や旅の私も湯を楽しむことが出来る。感…

伯州「東郷温泉・浜村温泉」

共に初めて訪れた。倉吉散策で冷えた身体を温めるも良いが、今回は足湯のみとした。 東郷温泉は、東郷湖畔にある温泉で、無味無臭無色の三要素が満たされて素晴らしい温泉に加えて温度が高く評価が高い。 湖の向かいにあるのが「羽合温泉」。よく洒落てハワ…

伯州「三朝温泉・木屋旅館」

今回も宿は木屋旅館、いつも「お帰り」という雰囲気で迎えてくれる。宿の計らいで、一階の仕掛けのある部屋を用意してくれた。 その仕掛けとは、源泉の熱源が床から伝わってくる。当然だがラジウムも多少は身体を突き抜けるだろう。韓国のオンドル風だが、似…

伯州「関金温泉」

関金温泉は随分気に掛かっていたが、やっと念願叶い入湯を果たすことができた。町の共同浴場の「関の湯」の板張りの湯桶につかると、恋いこがれていた女性に会ったような気分です。 ここも、ご多分に漏れず町に活気がない。しかし、この共同浴場には多くの住…

お湯休め「塩釜冷泉」

蒜山高原に塩釜冷泉がある。環境省の日本の名泉100に選ばれている。付近の住民が共同で管理しており、飲料水に利用されている。 辺り一帯は、キャンプ場やバーベキューサイトなどが整備されていて、家族連れが楽しめる仕掛けがある。夏のシーズンには賑わ…

作州「茅森温泉」

郷緑温泉より200m程湯原ICよりに戻ると川向かいに墓所が見える。その辺りで川を渡って右折した突き当たりの河川敷にあるのが「茅森温泉」だ。看板も施設も何もない、浴槽を覆うように腰まで位の板囲いがあるだけ。 こんこんと源泉が流し込まれている、…

作州「郷緑温泉」

これが、と云う温泉の一つだが決して悪い意味でのこれがと言云うわけでなく、純粋に驚きの表現だ。 私は二年ぶりだが、家人は初めて、やはり予想通りここが温泉と驚いていた。もっと驚くのは、「何回か来てはりましたら、分かっているはず、どうぞ勝手に入っ…

お湯休め「温泉博士1月号」

何もネタがないときに重宝する温泉博士です。今号が平成21年の正月号です。 全国規模に成長して127湯もの温泉の無料券が付いていて、450円は安いのです。しかし、地域が広がった分身の回りの温泉施設が減ったような気にもなります。 今号でも、河内地区は比…

但馬「よふど温泉他」

日本のマチュピチとか、関西のマチュピチと紹介される但馬竹田城に挑戦してきました。と、いっても三百数十メートルの九割り程度ほど自動車で登れます。 お城と言っても、全員が常駐しているようではなく、戦が始まった場合に戦場として立て篭もり、敵を撃退…

お湯休め「寅さん40周年に寄せて」

今年は渥美清生誕80年、寅さん誕生40年そして渥美清没後13年の周年にあたり、松竹が週年記念行事を各種行っています。 渥美清にかかる著作も各種出版されています。私も大の渥美清ファンで周年行事にあやかって拙い文章を纏めましたので収蔵することに…

大阪「馴染みの不動の湯」

久しぶりの温泉です。馴染みの不動の湯は、早朝から大入りです。ほとんどは定年退職組のような叔父さんばかりですが、心から楽しんでいる様子が伝わります。 今月は多少時間にゆとりがあり、日本海側への温泉行も予定しております。手初めてしてはやはり不動…

お湯休め「コマイ調理」

とうとう月末になってしまいました。本日は仲間内の集まりがあって、私がスピーカーです。45年くらい集っている仲間内の会です。故に。温泉行なりません。 発表会が終わっての飲み会が目的の私は、麦酒の共を用意することにしました。今回は「コマイ」を。…

お湯休め「保津川の紅葉」

三部作の最後は、御苑か二条城かと予想されましたでしょうか。しかし、残念ながら「保津川下り」とさせていただきました。 亀岡から大凡2時間で嵐山へ。四季折々の自然の景色が楽しめますが、圧巻は錦秋の季節。その景色の少しでもお楽しみ頂けたら幸甚です…

お湯休め「修学院離宮の紅葉」

京都の離宮シリーズ第二弾は修学院離宮です。 御幸門と上の離宮の二枚です。御幸門から下の離宮、中の離宮そして上の離宮と三段構成になっています。

お湯休め「桂離宮の紅葉」

暫く温泉日照りです。来月に三朝温泉行を予定しておりますが、本月はしのぎに忙しく当分日照りになりそうです。 そこで、玄関の看板を張り替えました。家人が今週桂離宮へ行ったおりに撮った写真です。紅葉が深まる・・・・とは言い難いですが。少しは京の香…

お湯休め「温泉博士12月号」

ネタがないときに届く温泉博士です。今月号では、ごく近くのおゆばが二箇所ありますが、それ以外はちと遠いかな。でも、腰を上げようかと思うところも散在しています。 全国制覇した温泉博士ですが、どの様な仕組みになっているのか気にかかります。が、それ…

河内「太子温泉」

河内と奈良を結ぶ「竹之内街道」脇にあるのが太子温泉です。遣唐使や遣隋使が大陸の高度な文明や文化を持ち帰り、それを最終章である奈良の都へと運んだのがこの竹之内街道だった。青雲の志を持った若者が、奈良の都を目指したのだろう。いわば、シルクロー…

お湯休め「温泉からレアメタル」

日本原子力研究開発機構等は、草津温泉から希少金属の一つスカンジウム回収を実証したと発表した。スカンジウムは、室内の照明や自動車ランプ等に利用されているレアメタルで、全量輸入しているそうだから、採取技術が確立すると画期的なこと。 回収には特殊…

大阪「不動の湯露天」

大阪市内MTB行の後、城東区の不動の湯を楽しんだ、いつものパターンだ。立ち湯、ジャグジー湯、電気風呂そしてサウナと各種取りそろえられている。 本日は「露天風呂」を紹介しよう。露天と言っても、空が開いている空間は絞られていて、開放感は皆無。こ…

お湯休め「河内温泉大学図書館」

我が大学図書館のご案内です。アドレスは、以下です。 図書館には私の未熟な書き物や和歌を嗜む知人の労作などを収蔵しております。作品はPDFですのでDLしてお楽しみください。 河内温泉大学図書館 http://www.sidestaff.jp/tomita/

お湯休め「大阪城秋桜」

久しぶりに、大阪市内をMTB行そして仕上げにいつもの不動の湯としました。先週の鳥取温泉行で鋭気と金力を使い果たしているので、とりあえず鋭気の涵養です。 そのおり大阪城で見つけたのが「秋桜」。コスモスでは無く、桜です。巷間桜の狂い咲きなどと言…

お湯休め「温泉博士11月号」

今回の温泉博士です。先月号からの小見出しに「元祖本誌温泉手形」という記載があるのを、本号から発見しました。 河内では今号もあまり利便性が高くないようです。また、旅に出ようか。

お湯休め「そば処春木 てっぺん」

湯村温泉から京都寄りに交通の難所「春木峠」がある。現在ではトンネルが貫通して、何が難所かと言うほどである。そのトンネルの最高部が春木峠。 その名も「てっぺん」という名の蕎麦屋がそこにある。蕎麦はてっぺんではなく、絶品です。 地域の人々が共同…

但馬「七釜温泉」

JR山陰線浜村駅と湯村温泉街の中間にあるのが、七釜温泉。18年に現在の位置に開設されるまでは、村の共同浴場と言った雰囲気を伝えていた。源泉は無味無臭無色というが、湧き出ると少し金色になる。 新しい施設も、お湯に関するこだわりは受け継ぎ、源泉…

因幡「岩井温泉ゆかむり温泉」

ひしゃくで頭から湯をかむり、そして入湯するという伝統の入湯法も、るるぶ等の雑誌にかかると「奇習」と記載されていたが、地元の方は抗議するべきだろう。 前回は「明石屋」にお世話になったが、今回は立ち寄りと言うことでゆかむり温泉を利用した。50度…

お湯休め「白兎海岸・鳥取砂丘」

温泉ばかりでは、家人から文句の一つも出ようと、鳥取観光の定番である白兎海岸と砂丘見物を。 白兎海岸は、ウサギが鰐を騙して海を渡り辿り着いた海岸だというが、どこから渡ってきたのかつい聞き漏らした。海岸線が美しい。道の駅とか随分観光化されている…

因幡「鳥取温泉こぜにや」

鳥取市内には温泉銭湯が確認しただけで4箇所ほどある。優劣はあるようだが、県庁所在地の駅前に斯様な温泉があるというのは、隠れた鳥取の一面を見たような。 その中にあって「こぜにや」は風格、料理そして温泉の質が秀でた温泉旅館です。30数年ぶりの再…

因幡「吉岡温泉」

鳥取市の西、湖山池の少し南に、鳥取藩主池田侯の湯治場でもあった吉岡温泉がある。温泉街の入り口に立派なアーチがある。このアーチと続く温泉街の格差に後ほど驚かされる。 看板だけが残った廃屋のような旅館が続く中程に「下湯共同浴場」があった。という…