若草読書会メンバーで手芸作家の和郎女さんより写真の作品をいただきました。縁起物と云うことで、兜の色紙の作り物は掛け軸にも使えそうです。兜で勝つという縁起担ぎでしょうか、本日僧職がお参りに見えられたが、掛け替えが間に合わず来月紹介しましょう。
兜の飾り物
二作目はフクロウかミミズクかで少々悩んだが、羽角のある所からミミズクと勝手に決定しました。古代から幸運のシンボルとして崇められているらしい。つがいで三日月を遠くに花の木に並ぶように止まっています。小型の壁掛けで玄関脇に良いでしょう。
ミミズクと決定
三作目は兜をかぶって遊ぶ子どもと足元に菖蒲。まさに端午の節句に相応しい色紙、やや小型です。貼り絵の手法で和装モノの木地の素材が生かされています。我が孫ではKz君かKy君に似たり童です。
K(?)君の童
四作目はミニ壁掛けです。池に散った花びらと葉っぱの上で「帰りました」とカエルが愛想を振りまいています。これぞ愚僧にピッタリのプレゼントの様です。
カエルのミニ掛け軸
お送りいただいた和郎女さん、ご息女の祝い事が重なり応援で少々体調を崩して若手と分類される工房でのお仕事を休んでおられたようですが、ぼちぼち復帰されるようです。これも、若手カエル・・・でしょうか。
七十路も 若手と呼ばれ 芸の道 <偐山頭火