本日は府外へ出張、と云ってもいつもの奈良ですが今回は奈良市内です。好天の中少しの作業を済ませて平城宮跡へ更に出張です。盛りは過ぎたと云っても遠目で見れば、サクラは満開ですね。いつも通り国営の無料駐車場で昼食のパン他を食べていました。
満開と見える桜並木
駐車場のガードマンが近づいてこられてあれこれお喋り。いつも駐車場を使わせて貰っています、と多少の愛想も挨拶のうち。彼曰くここは駐車場では無く「車置き場」と云うそうです。ユネスコの世界文化遺産登録の条件の一つに「パーキング」はダメらしい。さすが役人ですね、それを車置き場という、それで良しというユネスコもお役人様ですね。その、車置き場に寅二号を残して軽く一周してから帰りましょう。
南門復元現場の素屋根
真横から見ると素屋根に描かれている平面図の立体が見ることが出来ます。先月完成して一般公開されているようです。愚僧は休憩所でトイレのみ借用して更に西へ進みます。本日は帰宅してからも多少の用事があるので、本当に昼飯と散歩とトイレだけの平城宮跡です。
南門正面
一番西端にあるのが平城宮跡資料館と平城宮跡管理センター。いわゆる奈良文化財研究所の施設ですね。ここも素通りして二条通りを元の方向に戻ります。二条通りから見る大極殿は何度か紹介していますが、本日は付近に桜が見当たらないので飛行機曇です。
大極殿と飛行機曇
毎日この時間によく見られる飛行機曇ですが民間機では無い高度を飛んで、西へ向かっているように思います。多分ウクライナ支援の自衛隊機では無いでしょう。とか、おバカさんな事を想像しているうちに元の場所に近づきました。出発時は気づかなかったのですが、サクラの下でご主人様の帰りを待つワンちゃんに見えます。
愛犬よろしく愚僧を待つ寅二号
サクラは日本のみならず世界中で好まれているようです。ロシヤやウクライナにもアメリカにもフランスにもきっとあるはずです。世界中の人々が桜花を愛でるように、お互いに愛し合ってほしいものです。
花を愛で 同じ目線で 照準か <偐山頭火