京丹後半島は美人にまつわる町だ。羽衣伝説に加えて小野小町生誕地、細川ガラシャ幽閉地そして静御前が生まれそして没したと云われている。
白拍子だった静は義経に見初められる。その後は皆さんご存じのとおりです。静御前を祭る「静神社」の近くの港の高台にあるのが浅茂川温泉「静の里」で、食堂や休憩室が完備されている。
泉質はナトリウム系のお湯、循環システムである故を明示しているのは賢明です。いわゆる循環口に、つば等をはかないで・・・との張り紙がある。
露天風呂で湾とその先の日本海を眺めていると、当地に伝わる浦島伝説も思い出した。これらの伝説を組み合わせたのが「Dの複合」、松本清張の代表作。
路程:北近畿丹後鉄道「網野駅」
写真:静神社、静の湯外観、露天風呂、子午線の塔
静の湯にて
○子午線、静神社 静の湯
○露天に戯れば今竜宮か静の湯