淀川の一筆書きを完成しました。昨日毛馬の閘門から八幡石清水八幡宮までを走破し、昨年末にその逆を走破しているので、つなぎ合わせると一筆書きとなります。前日の11年ぶりの降雪で、集合・スタート地点となった大阪城も山水画の中に浮かんでいました。
淀川畔は、側道がシャーベット状で、跳ね上げ背中から下着までぼとぼとに濡れてしまいましたが、それ以外は誠に爽快なMTB行。同行した偐家持君も和歌の格好の素材になったことでしょう。
城北公園、茨田堤、枚方公園、樟葉から橋本宿までは、ほぼ河畔にコースがあります。橋本と八幡間に遺跡が発見されたとのことで、ルートが完成半ばで中断されている。
石清水八幡宮にたどり着くと、淀川水系一筆書きが完成しました。木津から嵐山間は昨年に2回に分けて走破、昨日のスタート時点の毛馬の閘門から下流も昨年末に走破している。宇治川はダムがあるので途中までとすることにしている。
橋本の宿は「三十石舟」を利用しないで京都ー大坂を往来した人が立ち寄った宿場町で、今も街道沿いに往時の面影が残っている。写真の家の軒先には手の込んだ細工がなされている。
写真:はざかけとその前に取り残された案山子、橋本の宿
河内温泉大学図書館:http://www.sidestaff.jp/tomita/
文中登場の偐家持君の歌集が所蔵されています。