源氏物語千年紀記念として今年から始まった「宮廷鵜飼」で嵐山に遊びました。
海鵜を飼いならして魚などの川魚をとる漁法で、古来より行われている日本の“夏の風物詩”、長良川や宇治川そしてこの大堰川が有名だ。この海鵜は茨城県日立の海岸で捕獲されるが、その捕獲作業はおとりにおびき寄せられた鵜を手づかみという滑稽な捕獲方法であります。鵜に飲まれた鮎は、直後気絶しており、それで鵜飼いで捕った鮎が美味だと言われる。
さて、源氏物語の中にも、光源氏が造営した桂川畔の別邸・桂殿での鵜飼が描かれており、歴史の古さがうかがわれる。本年は源氏物語千年紀。これを記念して『宮廷鵜飼』が再現されたもの。
舟は平安王朝風に装飾され、船頭たちも平安装束に身を包んでいて、王朝の雰囲気もたっぷりだ。当日の体調の良いと選ばれた鵜が六羽、鵜匠さんの紐につながれて懸命の収穫をしていた。
鵜飼いの後には本来なら、嵐山駅の足湯くらいは楽しむべきであったが、日もどっぷり暮れている故またの時に楽しむこととする。乗船記念には平安王朝復元箸置き「耳皿」もプレゼントされる。
写真:鵜飼い風景、耳皿に箸を置くと鵜飼い船
嵐山にて
○鵜に飲まれ気絶する鮎絶品
○飲んだ鮎吐き出される鵜哀れ