友人の偽家持氏とで時折作る「草の細道銀輪万葉集」の挿絵をお願いしているのは智麻呂師。偽家持と偽山頭火こと河内温泉大学教授共通の知人であり人生の師と仰ぐ偉大な存在です。
幼少時に小児麻痺に罹患し、不自由な身体でキリスト教の伝道に生涯をささげられた。八年前に再び病魔に襲われ自立歩行が不可能な身体になられた。現在も自宅でリハビリを行いつつ、唯一動く左手一つで草花を描くことを楽しみとされている。
そのような、智麻呂師に挿絵をお願いして我々の「草の細道銀輪万葉集」は自然と一体化した。不自由な身体で創作されている後ろ姿を拝見していると、智麻呂師が生きることそれ自体が伝道・教えだと頭が下がる。
智麻呂氏に草花をプレゼントすると、生き生きとした絵画になって返ってくるとの伝説が仲間内に伝わっている。この百合も我が家の庭にあってはあまり存在感がなかったが、智麻呂氏ワールドで描かれると斯様なダイナミックな百合に生まれ変わる。
草の細道銀輪万葉集
http://www.sidestaff.jp/tomita/
智麻呂氏の画集が豊富です。
偽万葉田舎家持歌集
http://plaza.rakuten.co.jp/YAKAMOCHI35/