河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

南河内「国分安福寺から飛鳥川へ。延羽の湯から寺内町経由錦織公園」

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 今日は久しぶりにロングライド。偽家持氏と待ち合わせたのは、柏原市築留治水公園。先発の彼は、既に周辺を散歩していた様子ですが、私は市の教育センターの鍵を開けていただいてトイレ休憩。

 まず、最初に向かったのが大和川と石川を渡った玉手地区にある安福寺。ここ周辺は大阪夏の陣の主戦場で槍の名手「後藤又兵衛基次」が奮死の地であります。その後荒れ果てたお寺だったのですが、江戸時代に入り珂憶上人の庇護を受けて、徳川家の手厚い援助も加わり河内の名刹に復興されました。徳川三代光友候の廟も山内にあります。
 山内参道横には。古墳時代の横穴も沢山散見され、また近くの前方後円墳出土の割竹型石棺も山内に展示されていて、江戸時代と古墳時代をタイムスリップしたような錯覚になります。

 ここを過ぎて河内の「飛鳥川」を上ると羽曳野市駒ヶ谷地区です。偽家持氏が「杜本神社」などの見学を終えられて、大黒寺にさしかかる前にコスモス畑に出会いました。1本10円と言いますが、持ち帰りを考えると躊躇します。

 ぼちぼち昼食タイム、石川沿いでパチンコ屋さんが勝った客相手にやっている温泉施設(?)で焼き肉を喰らう。たらふく食ったら出立しようとしていると「足湯」の表示が。偽山頭火としてはここで入らない手はないだろうと、しばし足の休息。誠に足が軽くなる。で出立。

 再び石川河川敷へコースを戻し、富田林市の寺内町手前で市内へ入ります。寺内町の観光施設で、家持氏からなにがしか説明を受けるも、山頭火足の痛みでうつろうつろ・・・・。

 ここからは家持氏の馴染みの喫茶店を目指しますが、生憎休業、コーヒーをたしまない山頭火としては誠に幸運。しかし、喫茶店の関係者には是非会いたかった。
 ここまできたら、残るのは錦織公園です、あの急坂を上れば公園入り口ですが、ここまでの行程を考えるとかなり無理なことをやっているようにも見える。

 でも、なんとか公園にたどり着き休息を頂いて、再び石川を下ることになりますが、途中売店で柿を求めたり、河川公園の西行法師の生涯を描いた陶板絵を拝見したり、色々な発見があった旅でした。

 帰路は幾分気分が楽、追い風も期待できますが、既に経験をしたところを通過するだけなので精神的には楽な気分で走られます。走りながら、恩師である「智麻呂」画伯氏への土産を買ったりしつついつもの瓢箪山にたどり着いたのが5時前。智麻呂ご夫婦には少し遅いおやつになってしまいました。

 写真:安福寺、羽曳野市小黒のコスモス、延羽の湯足湯と玄関

 智麻呂氏作品集:http://www.sidestaff.jp/tomita/ 偽家持美術館に収蔵

 安福寺にて
 ○三線の御寺に祀るは西東