河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

旅の途中で「中河内あれこれ」

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 今回は長瀬川を遡り、大和川と石川を渡り、さらに石川を遡るというコースで往復70キロメートルほど。真夏に暫く休んでいたので、本格的な復帰となるロングライドでした。気の置けない友人との気楽な気分での輪行は、小春日和と併せて快適でした。今回の輪行で拾ってきた景色をご紹介する。

 植田家屋敷は、大和川付け替え後の新田開発に携わった安中新田会所跡です。JR八尾駅東すぐにあり、近年改装されて一般公開している。一説によると、安中新田の開発には次で紹介する安福寺の珂憶上人も関係しているといいます。

 安福寺は先にも書きましたが、江戸時代に珂憶上人が再建した寺ですが、尾張徳川家の三代将軍光友候と奥方と子息を祀る立派な菩提寺。山内には廟も造られていて、未だに徳川家から墓守料(?)が届くという。その一の門をくぐった左右には6-7世紀の横穴が多数あって、一つに「人物騎馬像」が描かれているという。横穴は一部は入ることが出来るが騎馬像は公開していない。

 三の門の手前には「割竹型石棺」が展示されているが、お寺の周りは玉手山古墳群と言われるほど、前期の前方後円墳がたくさんあって、その一つから出土したものです。

 最後は本堂です。珂憶作りと言われる屋根の曲線が特徴です。この本堂から裏山にかけて非常に趣のある参道が続き、徳川家の廟へと至ります。

 写真:安中新田会所後、横穴群、石棺を展示(写真左端)バイクの横です、本堂