お墓のある付近には金魚池というか金魚畑があります。事実、畑を池に転用しているだけ、課税の根拠となる地目も「畑」でしょう。その向こうには泳ぐ図鑑金魚資料館なる金魚畑があります。一目数千匹の金魚が泳いでおります。下世話に考えると、幾らになるんやろか?
少し城下町へ近づくと、柳四丁目に「大門湯」という優雅な銭湯がありました。営業前でしたが、一度入りたくなるような佇まいに、写真を撮りました。銭湯文化は江戸期に花開いたと言いますから、当時からあったのでしょうか、今後の研究課題です。
更に柳という通りを進むと一丁目には「菊屋」という和菓子屋があります。この店の「御城之口餅」という餅は秀吉が命名したと言われています。豊臣家由来の郡山城ですからあり得るお話です。本日は法事と言うことで、和菓子の山でしたので購入はためらいました。後日としましょう。以上、大和郡山散歩といたします。城内では盆梅展が、かすかに梅の香りが漂っていたような。
写真:金魚池道標、金魚資料館、金魚、大門湯、菊屋店先には盆梅