河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

世界遺産の温泉巡り①「上湯」

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 上湯(十津川 奥駆け)、湯の峰(中辺路 熊野本宮)そして椿(大辺路)と熊野古道に点在する世界遺産温泉を楽しんできました。

 大阪に端を発する国道168号が、吉野川を越えると「五新線」という戦前を背負った遺産の道に変わります。往時の鉄道予定路をバスが専用で走っています。我々は勿論国道を走ります。渓谷の幅が狭くなった頃に現れるのが、谷瀬の釣り橋。(写真は以前の記載に掲載。)
 この道路が新宮に通じる間に、十津川(温泉地温泉、十津川温泉、下湯、上湯)、昴の郷と続き、以後和歌山県に入り、湯の峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉と名だたる温泉が並んでいます。まるで国道168号は「温泉国道」だ。

 さて、上湯温泉には数軒の旅館と、河川に2ヶ所の露天がある。上湯と出谷(でたに)温泉。10mも離れていないので、多分同じ泉質だろう。両の露天を挟んで「野猿」がある。勿論、山仕事に出かける為の装置だろうが、下衆な我々には女風呂を覗く装置にしか見えない。

 先に予定する「湯治場」としての下見だったが、湯治するには食料調達など少々難があるように思える。

 路程:近鉄八木駅よりバス 西名阪道大和郡山IC国道168号
 写真:十津川渓谷 出谷温泉 野猿

 十津川温泉郷上湯にて
 ○雷雨の中 上湯求めるワイパーの先
 ○上湯のかけ流しを見るか野猿