河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

紀州「花山温泉」

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 和歌山市内には二ヶ所の温泉がある。今回紹介するのはその一つで、和歌山ICから僅か10分程度、市内中心街からも近い。
 その利便さでもってご紹介するのではない、関西の温泉を語るには花山温泉を語らずして語れないほどの強烈な個性がある、

 湯は強烈な「茶色」、堆積物は秋吉台の鍾乳洞をしのぐ。下手をするとお尻がすり切れそうに鋭利に堆積している。これが、地下500mから湧出したときは無色透明なのだから、温泉は生き物という先達の言葉もうなずける。

 源泉は25度、真夏なら心地よいが秋頃からは近くを人が通過すると、寒い。隣には40度以上に加温された浴槽があるので交互に入る。

 長湯した後は、大広間でくつろぐ。但し、いわゆる古き温泉センター風なのでカラオケや会話が騒々しいのは我慢が必要。これも、大都会の秘湯故の事象か。

 路程:JR和歌山駅 近畿自動車道和歌山IC
 写真:外観 源泉と堆積物

 花山温泉にて
 ○湯がたまる コンコンと積もる