新年初めましておめでとうございます。本年も息の続く限り書き足して行きたいと思いますので、お気ままでよろしいのでどうかおつき合い下さい。
さて、私の本年のお湯初めは「不動の湯」、本稿でも何度か紹介しておりますが、庶民派の河内温泉大学としては尤も相応しい温泉銭湯かと。既にご紹介いたしておりますように、昨年に配湯施設を改良されて、一部に源泉かけ流しを導入されており、本日も源泉故にやや低温の浴槽で小一時間温まってまいりました。
なるほど庶民的あって、一時間も浴槽で眺めていると誠に「浮世風呂」です。小言を云いながらジェットバスにつかっている老人。股ぐらを電気風呂の電極に押しつけている中年。腰から背中まで見事な紋織物のようにペイントした、一見「親分風」が番台の目を盗んでサウナを利用している。
こんな浮世風呂を今年もまた楽しみたいと思っています。
不動の湯にて
○おめでとう NEW湯カー (ニューヨーカー)