河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「走り初め」

イメージ 1

イメージ 2

 いきなりの「お湯休め」は勿論「走り初め」です。河内をを9:30スタート。中央環状線を北上して京阪守口、鳥飼大橋(東側しか渡河できません)、新幹線基地をすぎた辺りでショートカットで吹田の
中心市街地を目指しましたが、狭いトンネルとか少々都会ならではの難コース。

 吹田山田あたりで、再び中央環状線に戻り千里中央を目指します。高架式横断歩道やバリケードで、行く手を何度も阻まれ、サポーターには何度もアシストをお願いしました。目的の「島熊」地区へついたのは、偶然ですが、地形を眺めているとここしかないという場所。元野球選手や有名落語家の豪邸を拝見している内に「不動寺」が見つかりました。

 さて、ここから伊丹空港を目指しますが、中央環状線沿いは歩道や自転車道がとぎれる高架部になりますので、一旦千里丘陵を南に逃れて迂回して阪神高速空港線の高架下を目指します。空港内では自転車の走行禁止とかで、南ターミナルで自転車を駐輪して食事。12:15でした。

 たっぷりとエネルギーを補給して向かったのは、空港北端にある公園。ここでは、主に飛行機の離陸が見学できます。頭上すれすれを期待したのですが、近年の機体は非常に高性能で、我々の頭に位置ではすでに高度を稼いでいて、ダイナミックな離陸は見ることが出来ません。加えて、この場所は今やアベック
の名所。おかまのアベックと勘違いされそうです。

 飛行場を西に大きく回るコースで南端にでます。ここで、滑走路くぐる地下道でアクシデント。しかし、大したことにはいたらず。再び阪神高速高架下へ出て梅田を目指しますが、このルートは新幹線、神崎川山陽本線などがクロスしていて都会的難所でした。最後は淀川大橋で左岸ルートで「毛間の閘門」を目指します。

 ここからは、大川沿いの私の好きなコースの一つ、フランスのセーヌ川にも負けない景観ですが、大阪市はあまりPRしていません。灯台もと暗し出しょうか。桜宮から京橋、そして大阪城へ。大阪城は私の庭のような場所。もう家に帰ったような気分です。17:00分に家に帰って走行距離を調べると76キロメートル。距離の割りにはあまり疲れもない、爽やかな新春走行でした。

 万葉集に出てくる島熊山の歌(不動寺内)
 〇玉かつま 島熊山の 夕暮れに ひとりか君が 山道越ゆらむ

 写真は、万葉歌碑と伊丹空港