河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

木屋旅館「河瀬の湯」再行記

イメージ 1

イメージ 2

 木屋旅館内にある男性専用の共同浴場。旅館内で共同浴場という表現は一般的にはおかしいのだが、ここ木屋旅館ではこう表現しないと区別がつかない。もっとも、使い分けているのは私だけだが。

 この風呂は、湯面が川面より高い。ということは湧いた湯をくみ上げているのだろう。風呂縁に座ると、三徳川の流れが見える。夜は街灯の明かりが水面にきらめく。昼は野鳥が水面をかすめる。カジカや蛍が楽しめる三徳川の自然を満喫しつつ湯を楽しめる。

 ここにも源泉が出ていて、飲泉することが出来る。お酒で痛めた胃の腑や肝の臓を休めるのも一興だが、すぐに又痛めるのは人間の性でもある。

 関西方面からだと人形峠を越えて三朝に入るが、ここ三朝には人形峠のウランが流れ込んで「ラジウム温泉」となっているのか、と考えていたら同宿者から「おはようございます」と声をかけられて我に戻った。

 写真:河瀬の湯、飲泉

 河瀬の湯にて
 ○ラジウムか ウランか 三朝の湯は
 ○木屋旅館 河瀬の湯には空がある