奈良追分の観梅と出かけましたが、大勢の人出に少々臆してしまい目的地を変更、平城宮跡の東の端にある「法華寺」としました。法華寺は国分尼寺の総本山で光明皇后の創建、生活に苦しむ庶民に何かと施しを行っていて、日本最古の銭湯もあるという。
観梅の後は、平城宮跡を逆に走り西の端にある「かんぽの宿」で昼餉と光明皇后ではないが、施湯とした。
何かと政治の話題にもなる「かんぽの宿」だが、奈良に関しては守旧派が取ってもハゲタカファンドが取っても経営は成り立つでしょうが、それ以外のどうにもならないかんぽ宿の処理が問題でしょう。
そんな私にとってはどうでも良いことをあれこれ考えながら露天に浸かっていると随分身体がほてってくる。来客が多くて塩素の多い風呂ですが、温泉のにおいも漂い、非常に豊かな気分になる。
路程:近鉄奈良線西大寺下車
写真:法華寺白梅、かんぽの宿露天風呂、同玄関
法華寺にて
○天平のから湯も残る梅の庭
かんぽの宿奈良にて
○法華寺の西の端にてつぼ湯かな