河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「旧野崎道にて」

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 大都会の町並みをMTBにて散策するのが、私の楽しみの一つです。自転車というスピードは、自動車ほど性急にあらずして、また歩くほど時間のゆとりない私にとっては丁度手頃であります。

 そこで、適当に課題やテーマを絞り町歩きを楽しんでおります。本日は、以前から気にかかっていた、大阪市内に残る茅葺きの旧家を記録してきました。今時「茅葺き」です、それもOBPの高層ビル群の真下で。

 大阪京橋あたりから、大東市の「野崎観音」に詣でる道筋が「旧野崎道」と呼ばれるもので、今も現地を踏破すると少し盛り上がった道筋が続くのがよくわかります。所々に旧集落の面影が残ります。その道筋に茅葺きの旧家があります。

 野崎参りはヨー屋形船で参る・・・と「野崎小唄」(東海林太郎)歌われた野崎参り、人形浄瑠璃や落語にも取り上げられています。福聚山慈眼寺(ふくじゅさんじげんじ)は、大阪府大東市野崎までの大凡10キロほどの道ですが、寝屋川の流れにも沿っています。

 写真:茅葺きの家屋(蒲生4丁目)、道標(今福南1丁目)