写真のタイルと煙突は三朝温泉の木屋旅館「手掘り」の湯という温泉の側壁と空気抜きです。
タイルは、**調とか言う表現できるのでしょうか、知識のない私にはどうにもなりません。でも、どこかレトロさを感じます。
この風呂の床は、源泉に浮かんでいる状態なので、よく寝転がって「岩盤浴」風の楽しみをいたします。その時目に入るのがこの空気抜きです。地下から二階の大屋根まで温泉の熱気と蒸気を抜くためにもうけられているのですが、こんなものまで周りの雰囲気からモダンに見えます。
河合緑石という文学者の娘さんが大女将で藍染作家、その御子息でご主人も似顔絵がお上手ですので、芸術家の血が流れているのでしょうか。
写真:木屋旅館手堀の湯「タイル」と「空気抜き」
<お知らせ>
旅の記録は以前お伝えしたように、加筆修正した物が小冊子に纏め上がりましたが諸般の事情で図書館へは蔵書出来ておりません。今暫くお時間を下さい(と、いってもどなたもお待ちではないでしょうが)。
旅行中に目にした珍しい風景や、建物などご紹介できなかった物をしばらく、ピックアップして行きたいと思います。