犬鳴山温泉の源泉は、飲用の検査を行われていませんが、習慣則で飲めることは「通」なら皆さんご存じです。お風呂場に流れ出る源泉を口に含む方もいますし、これをペットボトルに集めて持って帰る方もいます。
馴染みになると、もう少し汲みやすい場所で汲むことが出来ますが、これはそれなりの修行が必要です。我が家では、2Lボトル4-5本程度持ち帰ります。そのまま飲用する場合もありますがお料理に使います。
一番違いが分かるのは、お粥と湯豆腐です。茶粥は普段でも毎日食べますが、温泉があると「茶ぬき」です。温泉水とお茶を炊くと濁ります。タンニンが変色するのでしょうか。湯豆腐はこれは別格です。梅の花という佐賀県の温泉を使った温泉湯豆腐料理店がありますが、あれが家庭で出来上がります。
湯に浸かって楽しむ、癒される。飲んで胃の腑が癒される。そして食しても癒される。本当に温泉て良いものですね。人類の歴史と共にあったのでしょう。
温泉水
降る雨が地球で力を得た温泉
写真:桑の葉茶の乾燥中、背景はネオマスカットの棚です