本日はこの旅のもう一つの目的「日本自動車博物館」から。基本的な概略を申し上げますと、個人のコレクションを一般に開放なさっている博物館であります。トヨタ、日産やホンダ等には博物館やそれに類する自動車を集めた施設はありますが、どうしても自社中心であります。それらに引き替え、この博物館は集める種類が非常に多く、悪く言えば雑多であります。
しかし、それが気の多い自動車好きには堪えられないアイテムでもあります。それでは。私が関わった自動車をご紹介します。
スバル360は我が家に最初に来た車です。テントウムシとも呼ばれていたようですが、私には記憶がありません。屋根は段ボールのような紙、ヘッドライトの縁はアルマイトでした。
次の車はパブリカですが、これは序章でご紹介したとおりです。
コンテッサS1300は知人の車ですが、よく乗せてもらったり、運転もさせてもらいました。日野自動車がまだ乗用車を作っていた初期時代の車です。リアエンジン・リアドライブで、それまでノックダウン生産していたフランスのルノー4CVの流れの中から派生した車です。
いすゞベレット1600Sも知人の車です。後輪の懸架のダイアゴナルスイングアクスルが特徴的な車で、フロントエンジン・リアドライブという現代車の公式に適った車でした。よく乗せてもらいましたが、積丹半島のトンネルに激突した苦い経験がある車です。
他に、ターセル、サニー、ブルーバードP510、コロナ、スズキセルボ、BMW3、ベンツCクラス等が我が家にありましたが、この博物館では我が家にあった現車には出会えなかったです。
自動車博物館から目指したのは榊原温泉です。途中柴田勝家縁の丸岡城、そして一乗谷朝倉家遺跡等にも立ち寄ってきました。一乗谷は、ソフトバンクの宣伝ロケのおかげか、駐車場も広く確保されており、休日には大勢の見物客が来るそうです。この日も小学生が、弁当を広げていました。
一乗谷から榊原温泉へと向かうルートは、横の旅です。九頭竜ダムまでは一般道、中部縦貫道、東海北陸道、名神道、名古屋第二環状道、東名阪道そして伊勢道と本州を横切り、紀伊半島へ入りました。
写真:自動車博物館玄関、スバル360、コンテッサ1300S、いすゞベレット、丸岡城、一乗谷城下戸、義景館門
自動車博物館
自動車が 輝いていた ガキの頃 <偐徳大寺有恒>
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日本自動車博物館
石川県小松市二ッ葉一貫山40 電話0761-43-4343 定休水曜日 9時~5時