河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

富山、石川・福井そして三重「縦横の旅 榊原・伊勢そして河内へ」

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 旅の最後の宿は榊原温泉「神湯館」という、公務員宿舎です。今頃は、各宿舎も自立経営を求められているので、加入団体の職員でなくても泊めてくれます。当然ですが、値段の設定が多少違ってきます。湯の瀬川沿いに佇むお洒落な旅館です。

 日本三美人の湯だけあって、ゆったりと漬かっていると肌の周りにもう一つお肌が出来た錯覚を覚えます。ツルヌルの極みですね。加水は無しで循環による殺菌はしているという、桶の隅から源泉らしいのが常に注ぎ込まれている。

 お食事は今時を現していますね、昨夜の簡保もそうでしたが一人旅の年寄りが、学校の椅子宜しく並んで飯を食っています。特に気に掛かる食材もなかったので、地酒二本程度で引き上げて、風呂に再度入り直して缶ビールという選択がベストでした。

 榊原温泉マップというものを頂きました。これによると、公営の日帰り浴施設と付属の足湯があるという。最後は伊勢まで向かって、娘夫婦をピックアップする予定があるので軽く足湯だけでもと、向かうと「毛虫大量発生のため休止」との看板が。今回の旅行は、温泉が主目的でなかったので、この結末も受け入れ易い。

 では、気を取り直して伊勢市内へ。娘夫婦を乗り込ませたら、伊賀上野で牛肉を仕入れて、一気に河内です。河内から始まり、高岡、越中八尾山代温泉、名古屋経由榊原、伊勢へと綴った縦横の旅は1000劼魃曚┐燭茲Δ任后サラダボールのようなてんこ盛りの旅行でしたが、充分に楽しませて頂きましたことに感謝して旅日記を終わります。

 写真:神湯館浴室、虫発生で中止の足湯(左にあしからずの看板)

 榊原温泉にて
 芭蕉が来た 山頭火も来た 偐も来た  <偐山頭火