河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「伊勢へ参ろう」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 昨日は伊勢路を走りました。今流行の遷宮に関するお参りではありませんが、身内の祝い他を兼ねての伊勢行です。数年前から縁あって良く通る伊勢路ですが、今回は車の量が違いますし、府県ナンバーに今まで見かけなかった遠くのナンバーが見受けられます。

 伊勢に着くと時間調整で、「二軒茶屋餅」で一休みです。伊勢には有名な赤福始め沢山の餅屋がありますが、四百年の伝統を誇るのはこの店。日持ちの関係から他所では売らないのも、味にこだわる家風を示しています。この店の軒先に船着き場があり、尾張三河遠州方面からの参宮客は、海路でこの店先に上がり、店の二階で装束を整えて参宮したという。

 他の要を済ませて、本来のお祝いは高砂の宴を開いた縁のホテルのレストランで。乾杯を済ませて、伊勢の山海の珍味に舌鼓。御食つ国伊勢は誠に素晴らしい食材が集まります。ホテルに近い外宮には天照大御神(内宮)の毎日のお食事を采配する豊受大御神をお祀りしています。その門前のレストランだけに当たり前かもしれません。

 細やかな食宴の後はお土産タイム。遷宮に合わせて、外宮門前の土産物屋が奮起して、新店舗を構えたり、移設したりしておられます。その甲斐あってか、以前にも増して観光客が目立ちます。この、流れが末永く続きますようにとお祈りして旅の幕といたしました。

 写真:二軒茶屋餅店舗、餅(売り切れ御免)、今は川の駅となっている船着き場、せきや新店舗豚捨新店舗(最近はコロッケばかりがよく売れている)

 御食つ国にて
 神様も ともに食する 海老美味し   <偐山頭火