40年来の読書会グループのことは以前にご紹介したことがあります。スピーカーが本や時事課題について研究発表して、各自が質疑応答して行く中で論議を深めようというものです。テーマに行き詰まった訳では無いのですが、どうもスピーカーが一定の人に偏る傾向に成ってきたため、昨年辺りから少し趣向を変えた催しも開催しています。
1回目は、箏曲家O氏によるレクチャーコンサート。箏曲の歴史、楽曲の組み立て方、作曲の苦労そして演奏と素晴らしいコンサートでありました。昨日開催した第2回目は「手芸一筋21年の技を教えます」と題した、H姉による小作品作教室でありました。
21年前に、家庭から再び社会参加しようと思い立たれたおりに、出会ったのが手芸材料制作工房だったそうです。職人集団の気合いと自由な雰囲気が気に入り、飛び込んだが、非常に水が合ったという結果今日まで来られたという。さて、私はと言いますと、非常に細かい作業に殆ど手助け頂いたのに手が痺れるほどでありました。
結論から申しますと、作品を選ぶ場合は大きな題材の方が制作過程での細密な作業が少なく楽でありました。では、私の作品と講師の作品を見比べて下さい。出来不出来はともかく、手芸の奥深さがよく分かると供に、多少はボケ予防になりました。
写真:偽山頭火作品、H姉の作品
参加者の全作品は、友人の偐家持氏のブログ偐万葉田舎家持歌集にて公開中でありますので、興味のあるかたはご参照下さい。(究極の手抜きでありますな)