河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「朝鳴くはクマ 午後はアブラゼミ」

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 早朝から近くの木でも鼓膜の中でも騒々しい程鳴く、クマゼミと耳ゼミ。知人の教えによると、朝から鳴くのはクマゼミ、午後から鳴くのはアブラゼミとか。文章の枕で使うとしたら、気をつけないといけない自然方程式です。因みに耳ゼミはお医者様に云わせると「単なる老化現象」とか。

 **早朝から鳴くアブラゼミの声に***なんて云う失敗、やってしまいそうですね。鳴くのは求愛行動ということらしいから、自分に適合しているかどうかは、先ず鳴いている時間で判断が出来分かりやすくて良い。

 さて、本題です。大坂夏の陣に関するドラマも佳境に入り、ブログ仲間でもテーマとされているのを見かけます。そこで、本日は木村重成の「馬立跡」です。河内に陣を張っていた重成は戦況の良くない大坂城へ戻ろうとしましたが、河内小阪の彌榮神社北の堤上(馬立)から、炎上する大坂城を望み、もはやこれまでと死に場所を求めて再び若江に進軍し打ち果てます。

 写真は、その馬立跡、彌榮神社と山内です。小学生くらいの子どもが、お参りにきており「真田丸」効果と思いきや、西軍の残党狩りでは無くスマホ片手に「ポケモン狩り」に来ているそうです。四百一年も経過すると、敵も武器も変わるモノです。

 蝉にたたき起こされての早朝リハビリ銀輪行の一席でした。もちろん、鳴いていたのはクマゼミです。

 写真:彌榮神社、馬立等の説明板、稲荷神社、ここが馬立跡らしい


 重成馬立
 早朝の いやさかの杜 少年は ピカチュウ探す 夏の陣跡  <偐山頭火