河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「明日香路銀輪と散歩」

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 小春を通り越した様な、小夏日和に誘われ明日香路を銀輪散歩して来ました。今朝、正月気分を維持したまま初夏のような陽気に誘われて、奈良とは行き先を決めたものの、当てもなくドライブ。着いたのが明日香村でありました。甘樫丘近くに車を止めてトレンクルを下ろします。愚妻はトレンクルより徒歩が良いと云いますので、本当の銀輪と散歩になりました。

 駐車場から橘寺方向へ旧道を行きます。出荷し損ねたのでしょうか、葉ボタンが畑に残ります。川原寺跡と橘寺の間の県道155号を横切ると、聖徳太子が誕生したと記した石柱が建っています。これより橘寺の寺域と云うことでしょうか。寺の正面を背に右は「右近の橘」が、「左近の桜」よりはやや見劣りしますがこの寺に在ってこそです。勅命を受けた田道間守が持ち帰った苗(種説もあり)が、この地で芽吹きミカンの原種となったと云います。

 太子縁の寺の奥を走る水路沿いに、石舞台方向へ進みます。ここでは、既に収穫の終わった苺の苗床が、盛りの頃は道端で売られています。水路脇で何やら小さな実を見付けました。よく判らないので、ご存じの方にはご教示をお願いして先へ進みましょう。良く工夫された水路の先には、道案内も国際的です。彼の国から教えていただいた文化ですから、道案内も当然でしょうか。

 石舞台公園を横切って、明日香村役場の前から飛鳥川沿いを下ります。正面に飛鳥寺、左に甘樫丘を眺めるお気に入りの場所です。次の飛鳥橋で左に曲がると、車を置いた駐車場に戻ります。適度な距離とアップダウン、この位で銀輪と散歩のお開きに。帰宅途中昼食に適当な店を探しますが、何処も長い列に諦めてコンビニお握りとしました。

 写真:旧道から甘樫丘方向、橘寺石柱、橘寺と右近の橘、道端の実(?)、水路にも仕掛けか、案内標識、飛鳥川沿い二題

 明日香にて
 小夏日か 飛鳥川にも 足かるく <偐山頭火>